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朝日さんら五輪選手が指導・北中で

2014.7.8(三郷市)
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 三郷市立北中学校(一之瀬一彦校長、生徒数491人)で6月26、27日の2日間、2年生5クラス166人を対象に、公益財団法人日本オリンピック委員会主催による「JOCオリンピック教室」が開催された。北中での開催は3年連続3回目。
 同教室は、組ごとに体育館での実技の部と教室での座学の部をそれぞれ50分間行う2部制で行われた。26日は、日本人初の女子ボブスレー代表として2006年のトリノ五輪に出場した長岡千里さんが担当。27日は、女子バレーボールでバルセロナ、アトランタ、北京大会に出場した多治見麻子さん、朝日さんは、バレーボールからビーチバレーに転向、白鳥勝浩選手とのペアで、前人未到の国内大会9連覇を達成し北京、年ロンドン大会に出場した朝日健太郎さんが指導した。
 5組の生徒を担当した朝日さんは、黒、赤、白、緑、黄色の5班に分け、緩やかにサーバしたボールを落とさずにトスを続ける実技を指導。朝日さんは「バレーボ−ルは、ボールを通じ人がつながっていくスポーツ。ボールを落とさないチームワークが大切」と話し、なぜ上手にトスを上げられないのか、練習を上回るトスの回数にするためにはどうすればよいかを、班で相談させて各班それぞれの目標回数を掲げトライ。3回の本番で赤、白、黄色の班が目標を上回った。
 また、教室に戻っての座学では、オリンピックの価値としてフレンドシップ(仲間。バレーボールでいうとボールをつなぐだが、ボールを「心」とい字に置き換えてもよい)、エクセレント(卓越。がんばる、レベルアップすること)、リスペクト(尊敬。相手を敬う、思いやり。相手を尊敬することで力を発揮できる)の言葉を中心に話し、各班にこの3つのキーワードを使い、今後の学校生活の在り方を相談させた。
 最後に朝日さんは「小さな目標を設定し、クリアーしていくことは大切なこと。オリンピックはスポーツの祭典というが、スポーツ選手だけではなく、皆さんが人間としていかに成長していくかということです」と話した。
 5組の竹花梨花さん(14)は「今まで何回か失敗すると諦めていたが、失敗してもトライし続けること、諦めないことが大切だということを学んだ」と笑顔で話していた。
 一之瀬校長は「オリンピックに出場した選手が、生徒にその技術を見せてくれるだけではなく、そこに至る努力やオリンピックの体験などで得たものを直接伝えてくれるということは、非常に貴重な体験だ」と話していた。

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