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オペレッタ「希望の木」上演・彦糸中2年生が脚本

2013.2.18(三郷市)
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 三郷市立彦糸中学校(大塚正樹校長、生徒329人)で8日、2年生57人によるオペレッタ「希望の木」(新井満・作)が上演された。小中連携活動として、来年度、同校に入学する彦糸小学校・彦郷小学校の6年生と、両校の全5年生、計約210名が観劇した。
 「希望の木」は岩手県陸前高田市の高田松原7万本のうち東日本大震災の大津波を受けても流されなかったたった一本の木。震災の記憶を風化させないために、同中の野畑昭徳教諭(56)指導のもと、生徒自身が写真詩集「希望の木」や震災関連記事などを読み、漁師一家や必死に防災無線で避難を呼び掛ける市職員などをもりこみ、脚本を作成した。
 希望の木を演じたリーダーの原山文音さんは「(制作を通して)仲間の大切さを感じ、震災についても身近に感じた。(小学生に対しては)自分たちは何も出来ないと思うだろうが、きっとできることがある。頑張ってほしいとの思いを込めた」と話していた。坪井聖璃菜さんは「復興には時間とお金がかかる。自分たちが少しでも希望になれればいい」、丸山夏凜さんは「生きていることに感謝し、出来ることに真剣に前を向いてほしい」と東北に思いを寄せていた。
 一方、観覧していた彦郷小6年の橋本彩希さんは「中学2年生なのにすごい。中学は上下社会だと思ったけど、やさしい人が多く少し安心した」と劇を通じて4月からの中学生活に希望を持ったようだ。
 また、あす19日、東放学園映画専門学校(東京都新宿区西新宿)で「新井満“希望の木”朗読と対談の会」が開催され、オペレッタ「希望の木」を上演したとして彦糸中の生徒が紹介される。

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