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旧北郷小跡地に看護専門学校・市が獨協医大に土地無償貸与

2012.12.11(三郷市)
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 三郷市はかねてから大学等の誘致活動を進める中で、今年4月に市立彦糸小学校に統廃合された、旧北郷小学校の跡地利用として、学校法人獨協学園獨協医科大学(稲葉憲之学長・栃木県下都賀郡壬生町)に来年4月から30年間の土地無償貸し付けと建物の無償譲渡を決め、関連議案を3日開会の市議会定例会に提案した。同医科大学では、看護師国家試験の受験資格が得られる3年制の「獨協医科大学附属三郷看護専門学校」(仮称)を2015年4月から新設を予定している。
 無償貸し付けする土地は約1万5443平方bでJR新三郷駅から約1`と利便性の良い場所。獨協医科大学では、無償譲渡を受けた敷地内の旧北郷小校舎を来年春ごろから解体し、新校舎を建設する予定。来年度に埼玉県の私立学校審議会を経て、2014年度に文部科学省に設置申請し秋ごろに認可される見通し。専門学校は1学年40人で定員120人、段階的に240人に増員する計画だ。三郷市によると、大学側は将来的には同医科大学看護学部(4年制)に移行していくことを視野に入れているという。
 三郷市では、2年前に少子化により北郷小の統廃合が決まったあと、財務課を主体に跡地利用の検討を重ねる中で、文教政策にもつながる大学を誘致しようと各大学にアプローチした。複数の大学や専門学校が名乗りを上げ、看護実習ができる獨協医科大学越谷病院が近いことや立地場所、面積などで合意が得られた、獨協医科大学に決まった。
 木津雅晟市長は11月26日の定例記者会見で「市内には大学や専門学校がひとつもなく、放送大学三郷校(視聴施設)のみ。市のイメージアップにつながり、看護師不足解消にもつながる。高齢化が進む三郷団地の一角にあるため、健康管理などの支援・連携も期待したい」という。

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