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節電へゴーヤカーテン・市役所で定植式

2012.6.4(三郷市)
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 夏の暑さと節電対策のため、ゴーヤによる「緑のカーテン」づくりが5月24日、三郷市市役所で始まった。
 市では5年前から省エネや二酸化炭素排出抑制などを目的に「みさと緑のカーテン事業」を市民ぐるみで展開している。昨年は、福島原発事故による電力不足で、緑のカーテンが注目され、今年もゴーヤ苗の配布に市民からの申し込みが相次ぎ、最終的に昨年の2800本を大幅に上回る3600本をJA沖縄や市内造園業者から調達した。
 この日は、南側壁面と西側の1部にゴーヤ苗の定植式が行われ、木津雅晟市長はじめ市職員約100人が参加し、あらかじめ張られた高さ約12b、幅約40bのネットの下で、ゴーヤ苗80個をていねいに植えていった。木津市長は「節電効果のあるゴーヤのカーテンをアピールし、市民の皆さんにも節電への協力をお願いしたい」と述べた。8月下旬から9月初旬には、市役所3階ほどの高さになる見込みで、収穫した実は随時市民に配布する予定。これから、公共施設64か所はじめ、210世帯の一般家庭、7町会、企業30社などに配布、「緑のカーテン」を育ててもらい、市域全体に広げる。
 また、この日は、市環境保全協力会(岩崎道広会長・78社加盟)から、市内全小中学校27校に600本分のゴーヤ苗と育成の手引きが贈呈された。
 市では、東日本大震災復興支援として、災害時相互応援協定を結んでいる福島県広野町の仮設住宅(いわき市)に市民ボランティアと広野町の協働で緑のカーテンを設置するほか、市制40周年記念事業として、9月2日に市文化会館で「第6回全国緑のカーテンフォーラム」も開催予定だ。
 市クリーンライフ課では「緑のカーテンで約2度室温が下がり、これまでのデータでは一般家庭では15〜20%の節電効果が出ている」という。

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