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小中連携へ研究発表・早稲田中学校区の5校

2012.2.6(三郷市)
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 平成22・23年度の2年度にわたり三郷市教育委員会(榎本幹雄教育長)の委嘱を受けた早稲田中学校(石井哲也校長)と同中学校区内の早稲田小(岡野功校長)、丹後小(小林文雄校長)、前間小(恩田和彦校長)、後谷小(福田隆之校長)の4小学校との「児童の羨望と生徒の誇りを育む教育の推進」をテーマとした小中連携教育の研究発表会が1月25日、丹後小で開催された。研究発表にはPTAや小・中学校長、教諭ら約200人が参加した。
 研究発表では、算数・数学の公開授業と2年度で実施された3つの柱(児童生徒の交流、教師の交流、家庭・地域との連携)の成果と課題が報告された。
 公開授業は丹後小の5年生108人がぐんぐんコース(1クラス)、ちゃくちゃくコース(2クラス)、じっくりコース(1クラス)の4クラスに分かれ、全クラス共通で百分率の算数に取り組んだ。ぐんぐんコースでは中学校の数学教諭も教壇に立ち、中学生になると学ぶ考え方と数式を教えると、児童は「早い」、「すごい」と声をあげた。また、早稲田中2年1組の生徒38人も丹後小の教室で、数学の授業を公開した。問題の解決に手助けが必要な生徒のグループには丹後小の教諭が加わり、理解しにくい個所などを質問するなど生徒の支援に努めた。
 三つの柱の2年度にわたる成果発表は同小体育館で行われた。児童生徒の交流では、小学校のサマースクールや水泳教室、読み聞かせなどに早稲田中の生徒が参加してきた。6年生の児童は「あまり年齢に差がないのに、中学生はすごい。4月には中学生になるが、優しく小学生に教えることが出来ようになりたい」と発表。中学生は「中学になると小学生と触れ合う機会が減る。しかし、小学生に教えることで責任と自信がついてきた」と発表した。
 教師の交流では、小学校教諭が中学校へ、中学校教諭が小学校の授業に参加することにより、義務教育9年間の一貫した指導が可能となるなどの発表があった。家庭・地域との連携では、講演会や合同発表会などにより小中連携への理解と同一中学校区という一体感を深めたと発表された。
 一方、課題として、中学生が小学校へ来校することが多かったが小学生が中学校に来校する機会の増、中学校教師と児童、小学校教師と生徒との交流、地域間交流の機会の増などが挙げられた。

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