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無病息災願い練り歩く・大広戸の香取神社

2012.1.16(三郷市)
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 三郷市大広戸の香取神社で10日、伝統行事の蛇祭が行われた。約340年前の寛文時代に、当時の村に疫病などが入るのを防ぐために始まったとされ、以来神社の氏子たち手で毎年1月10日に行われている。
                                                                                                                      祭は、前日に毎年持ち回りで決められる「宿」で、体長3.6bの蛇を氏子たちがワラで作った。竹で作った角と柳の根を使った体毛がついた迫力のある蛇で、当日の早朝、神社の鳥居に供え神主が祝詞をあげ、氏子の子どもたちが蛇を肩に担いで練り歩いた。その後、神社の社前に蛇がまつられ、その日のうちに境内で役目を終えた蛇を焼いて、1年の無病息災を祈願した。以前は子どもたちが各家を回っていたが、近年の交通量の増加や子どもの数の減少で現在は、神社の境内を3周まわるだけに簡素化されている。
 氏子総代の加藤邦雄さん(52)は「300年以上の伝統ある行事なので、これからも下の世代に引き継いでもらい後世に残したいです」と願っていた。この日、蛇を肩に担いだ海老原遼生くん(早稲田小学校3年)は「地域の行事を大切にして、これからも続けていきたいです」と話していた。

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