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「居合」学びませんか・古武道宗家の桑原さん

2017.7.3(松伏町)
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 松伏町ゆめみ野の古武道「長谷川流和術(やわらじゅつ)」宗家・桑原巡さん(66)が9月から、県立松伏高校・武道場で「居合教室」を開くことになった。対象は18歳から70歳代までの男女で、桑原さんは「居合は、ほかのスポーツと比べ身体的負担が少ないので高齢の方でも可能です」として、多くの人たちの参加を呼びかけている。

 桑原さんは、同和術の宗家(長野県長野市)に生まれ、400年の伝統を継承する17代宗家を継いだ。「武器を持った敵を素手で制圧する」同和術は、護身術や逮捕術などに生かされ、桑原さんは「日本古武道協会」正会員として、日本武道館や広島県・厳島神社などでの「古武道演武大会」などで古武道の普及・振興に尽力している。

 「居合」は、座った状態で、鞘から刀剣を抜き放ち、納刀に至るまでの技術。剣道のような打ち合いではないため、老若男女を問わず学べる武道という。桑原さんは「居合は、日本刀の操作や心身鍛錬による人格形成の道。自分を見つめ、自分の道を見いだす不思議な魅力があり、多くの人に伝統を伝えたい」と話している。

 「居合教室」は9月から毎週日曜日午前9時から11時まで、松伏高校武道場で開かれる。日本刀は、模造刀を使用し、月会費は3000円を予定している。

 桑原さんは古武道のほか、火縄銃砲術を会得する、元「火縄銃日本チャンピオン」。地元の松伏や越谷市など近隣市町で「鉄砲伝来と天下統一」と題した“出前授業”を100回以上行っており、2012年には、県知事から「文化ともしび賞」を授賞された。現在も出前授業を続けている。

 <問い合わせ>桑原巡さんTEL090・3224・7975。
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