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鈴木勝氏が初当選・松伏町長選挙、現職4選阻止

2017.5.22(松伏町)
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 任期満了に伴う、松伏町長選は14日投開票され、新人で前町議の鈴木勝氏(62)(無所属)が、4選を目指した現職の会田重雄氏(72)(無所属、自民推薦)を破り、初当選した。投票率は36・01%で過去最低だった(前回は46・76%)。当日有権者数は2万4772人。鈴木氏は「町を変えたいというエネルギーが私をおしてくれたと思う。松伏の人口減ストップを目指して進みたい」と抱負を語った。

 鈴木氏は、地元支持者や自身が経営する保育園関係者を中心に、底辺から支持を集める「草の根選挙」を展開した。町北部の農村地域を中心に回り、「新しい風」をシンボルに町政の改革を訴え、「組織ではなく、町民による町政を」と呼びかけた。終盤は「ツイッター」などの交流サイト(SNS)を駆使し、現町政に対する批判票とともに若者層からも支持を集めた。

 会田氏は、連続3期までと自身で定めた「多選自粛条例」を昨年12月に廃止して4選に挑んだ。3期12年の経験と実績を強調し、自民、公明などの支援を得て、産業団地誘致による雇用創出などを訴えたが及ばなかった。

 交通網については、「特に築比地や金杉など北部地域の住民は不便なので、ホームセンターやスーパー、病院を循環するバスを民間出資で運行し高齢者の足を確保する」と述べ、高齢者対策として、「ひきこもり防止のために、乗用バッテリーカーの購入補助金を出すなどアイデアを出したい」とする。

 注目の「道の駅」については、「松伏は『S&B食品』創業の町。『カレーの道の駅』を作りたい。今からカレーうどん、カレーチャーハンなどカレーに関する特色ある商品を開発し、スタンプラリーをするなど盛り上げたい」と“カレーのまちづくり”に意欲を燃やす。

 鈴木 勝氏(すずき・まさる) 前松伏町議。社会福祉法人「愛抱会」理事長、テニスクラブオーナー、保護司。東京農業大学卒。1983年に「かしのき保育園」を設立後、1995年4月から町議7期務めた。母、妻、娘の4人家族。松伏町松伏188の1。松伏町出身。62歳。
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