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手作り放送で松伏発信・住民グループが「開局」

2016.6.14(松伏町)
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 松伏町初のインターネットテレビ「まつぶしTV」の本格放送が5月から始まった。住民グループ「松伏サポーターズ・ラボ」(武泰子代表)が企画・運営する”手作り放送”だ。東京都足立区の北千住駅のインターネット放送局「Cwave(シーウェイブ)」(植村昭雄社長)の番組の一つという形態で、放送日は毎月1回第3水曜日午後7時30分から8時30分。パソコンやスマートフォンで視聴できる。「松伏には駅も商店街もないけど、魅力ある人や産業がいっぱいある」と、武代表らは「松伏の魅力」をインターネットテレビで発信するため、きょうも精力的な取材活動を続ける。

 インターネット上で映像番組を視聴する「インターネットテレビ」は、政府、自治体や既存のテレビ局以外では現在、全国に54社あり、スマートフォンの普及で増える傾向という。
 「松伏サポーターズ・ラボ」代表の武さんは昨年秋、インターネット番組を通じて知り合った「Cwave」の植村社長から、「松伏から地域情報を発信する番組をやりませんか」と声をかけられた。
 「駅がない、商店街がない、松伏町を活性化させるきっかけになる」と武さんが早速、知人や町内の有志に呼びかたところ、料亭、そば店、特養ホーム、企業など26社が”法人会員”となり、個人32人も集まって、「松伏サポーターズ・ラボ」が結成された。
ビデオ制作はスタッフが無償で行うが、スタジオ代や機材オペレーション代、交通費などに年間予算25万円がかかる。
 番組作りは初めての武さんだったが、昨年10月に第1回放送。町内の認定こども園「こどものもり」の役員に放送に詳しい人がいたことから、指導してもらいながら、全国初の認定こども園として、以前から注目されている「こどものもり」を取材し、同園の園長の若盛正城さんに登場してもらい、インタビュー。認定こども園の現状と課題について語ってもらった。

 今年に入り、松伏町の中心産業である「農業」を取り上げた。畑やハウスに行き、農家を取材。スタジオで採れた野菜を試食して、地元の野菜の魅力を映像を通して発信した。特に「観光いちご園」の番組では、スタジオで甘くておいしい「松伏産いちご」を食べて、盛り上がったという。
 武さんは「番組で伝えたいのは、人の魅力。安全でおいしい野菜にこだわる農家や、地味だけど主婦らが頑張る女性消防団、自慢のだしで、どこにも負けないおそばを提供するおそばやさん、など、その素顔を見せられるのが、放送の魅力」と語る。
 そして、5月から独自に取材、制作する本格活動が始まった。6月の放送は16日。住民でホタルを育てる「ホタルの会」やJAさいかつなどを紹介する予定。視聴者プレゼント(野菜)もあるという。7月以降も高校の紹介や「幼稚園訪問」、農家取材などのほか、町のイベントなどのお知らせも放送する計画だ。インターネットを利用した放送は新しい手法として、松伏の「魅力発信」が注目される。
 <まつぶしTV>http://www.ma224-sc.net/
 <番組の視聴>http://cwave.jp/
 <声誕祭:6/25 CWAVEの3周年記念事業です>http://cwave.jp/koe/
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