トップニュース

にぎわいへ公園や遊歩道整備・水と緑のネットワーク

2015.3.9(松伏町)
ニュース写真
 豊かな水田が広がる松伏町で町内を流れる3本の川(江戸川、中川、古利根川)と自然を生かした「水と緑のネットワーク事業」に来年度から着手する。古利根川沿いに公園や遊歩道を整備するほか、江戸川土手にトイレ設置、市街地の歩道改修などを行い、川や自然の緑を感じてもらいながら、町内外の人にウオーキングしてもらったり、観光として多くの人に訪れてもらうのが目的。核となる「県営まつぶし緑の丘公園」が来年度末に全面完成オープンすることから、多くの家族連れらが松伏を訪れる機会が増えるため、町内を周遊してもらうことが期待されている。

 3本の大きな川がある松伏町は県境の江戸川にはサイクリングロードがあり、多くのサイクリストたちが訪れているが休憩場所がないために、これまで通過しているに過ぎなかった。町営グラウンドにも隣接し、きれいなトイレの設置は住民の要望でもあった。町は川を管理する国土交通省江戸川河川事務所(千葉県野田市)に相談し、「河川敷の有効利用」につながることから快諾し、土手の一部約50平方bにトイレと休憩施設をつくることになった。町は来年度、3092万円をかけて整備する。
 一方、町の南側、越谷市との境を流れる、古利根川の土手には、県が今年度、遊歩道を整備し、町はその中間点に「かがり火公園」を整備する。敷地約500平方bに、芝生広場やベンチ、あずまや、水辺のテラスなどを整備する。整備費は約6500万円。このほか、同川沿いには小さな「ポケットパーク」、遊歩道に照明設置、コースが分かる「サインボード」の設置をして、安全で快適に歩いてもらう。
 町のほぼ中央を流れる中川沿いには都市計画道路である「東埼玉道路」が計画されている。県庁(さいたま市)と松伏を結ぶ県道「浦和野田線」が接続する交通の要衝になることから、浦和野田線の歩道を大幅に改修し、安全に歩きやすくする。野球などができる「松伏記念公園」にも接しており、遊歩道も整備されていることから気軽に寄ってもらう。
 これらに加え、町の北端にある大規模な「まつぶし緑の丘公園」(26・5f)が来年度末に完成を迎える。現在も週末になると多くの家族連れが訪れ、小さな子どもたちが遊具で遊んだり、大人たちは遊歩道をウオーキングしたりと、憩いの場になっている。完成後はさらに多くの人の来場が期待され、同公園を拠点にして、江戸川や古利根川まで歩いてもらったり、観光に利用する。
 自らもサイクリストでもある、会田重雄町長は「江戸川の休憩施設設置は長年の悲願だった。今回、国の協力が得られ、実現することになった。緑の丘公園も間もなく完成することから、松伏を通過するだけでなく、多くの人に立ち寄ってもらいたい」と話している。今回のネットワーク事業で、人口減少になっている松伏町の「にぎわいの創出」を図り、活性化していく。

>戻る