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総仕上げの会田町政・ミニ工業団地の整備も

2013.5.27(松伏町)
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 無投票で3選を決めた松伏町の会田重雄町長(68)(無所属)は、東武よみうり新聞社のインタビューに答え、町の経済活性化のためには、あ新たな幹線道路となる「東埼玉道路」(側道)の整備が柱になるとし、工業団地の整備や新しい市街地開発に意欲を見せる。会田氏は町長の任期は3期までと決めており、今期が会田町制の総仕上げとなる。今後4年の意気込みを聞いた。  (聞き手・安部 匡一)

 当選おめでとうございます。3期目に入りますが、これまでの2期を振り返り、自身で掲げた公約をどの程度実現できましたか。
 「この8年を振り返ると、公約は9割以上実現した。ただ、(松伏小学校の児童数増に伴う)小学校の新設は財政的な問題で、断念しました。一方、待機児童ゼロを目指して保育所の定員を増やすなどして、実現し、学童保育室も2か所増やすなどして、子育て支援には力を入れた。学校(小中学校)の耐震化も100%完了した」
 3期目はどのような事業に力を入れていきますか。3期目の新たな公約を教えてください。
 「日本はこれから深刻な人口減社会を迎える。町内の土地利用計画を見直し、住宅を建てられる市街化区域を増やし、少しでも人口減を食い止めたい。働き盛りの方に(転入して)住んでもらい、住民サービスの低下を食い止める。そのためにも『東埼玉道路』などインフラ整備が重要だ」
 その「東埼玉道路」ですが、町の基幹となる道路(側道)になりますが、進捗状況はいかがでしょう。今後の予定は。
 「今年度に国交省による住民説明会が開かれ、具体的なスケジュールが明らかになる。今、その会議の調整をしている。早ければ来年度にも町内の用地買収に入り、今後4年以内には着工するのではないか。また、同道路と交差する浦和野田線の整備も促進していく」
 東埼玉道路整備に関連して、企業誘致も進めていくと思いますが、今後、どのような企業にアタックしていきますか。
 「まず、東埼玉道路と浦和野田線が交わる田島地区にミニ工業団地を整備したい。業種は流通系か商業系を考えており、町長はトップセールスとなって誘致をしていきたい」
 以前から農業振興に力を入れてきました。農業関連について3期目はどのようなことに力を入れていきますか。
 「松伏の農業は稲作が多く、後継者不足が深刻になっている。2期目のときに呼びかけた、農業生産法人の設立支援が現在、実現できていない。遊休農地解消のためにも、今後も同法人の設立に力を入れていきたい」


 会田町長は合併推進派でした。越谷市や吉川市など5市1町の合併について、自身の考えを教えてください。
 「(5市1町でつくる)県東南部都市連絡調整会議でも今後、政令市を目指すための合併スケジュールが示された。ただ、越谷市が2015年度中核市になる予定で、従来の合併議論と少し状況は変わる。あくまでも私は合併推進だが、(越谷市が)中核市の移行の後に、議論されていく。町としては再度、住民へのアンケートを実施して、住民の声を聞くなど再構築が必要だ」
 高齢化対策や教育環境の整備についての考えを教えてください。
 「高齢化対策は、まず人口増を図ることが重要。道路などのインフラを整備して、市街地を増やす。元気で長生きしてもらうため健康維持を目的に、町内に遊歩道を整備していく。古利根川に整備したところ好評で、ウオーキングマップを作り、だれでもできる運動として、ウオーキングを推奨していく。児童生徒の学力向上も課題になっている。今後、小学校でも英語が教科になる予定で、町として、外国語教育に力を入れてきたい」
 町長の任期は3期までと決めていました。次の町長にバトンタッチするとしたら、どんな方になってほしいですか。
 「特に後継者は作らないが、私の意向を引き継いでくれる人がいい。特に道路整備などに明るい、若くて元気のいい人に次の町長になってもらいたい」

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