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一人芝居で「松伏の民話」・秋野恵子さん、17日にエローラで披露

2013.3.11(松伏町)
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 松伏町に伝わる民話「丸山の狸話」を民謡にして多くの人に伝えたいと、同町上赤岩の民謡歌手・秋野恵子さん(60)がオリジナル作品を作り、17日午後1時30分から同町田園ホール・エローラで披露する。題して「秋野恵子ふるさとのうた・踊り・民話のうた語り」。4回目の公演で今回は、「丸山の狸話」をオリジナル一人芝居にして披露する。秋野さんは「多くの人に松伏の民話を知ってほしい」と呼びかけている。
 秋野さんは松伏生まれの松伏育ち。10歳から民謡を続け「ふるさと松伏に何か恩返しをしたい」と町に古くから伝わる民話をもとに作ったもの。秋野さんは「松伏も新しい住民が増え、この地に民話があることを知らない人も多い。これを機会に民話を知ってほしいし、民謡の素晴らしさもアピールしたい」という。
 秋野さんは祖母が踊りや唄をやっていたのをきっかけに、10代で早坂光枝さんに民謡を習い始めた。端唄も藤本秀丈さんに、舞踊を吾妻流の春千穂さんに習って伝統芸に励んだ。28年前には松伏や吉川、春日部など県東部地区をうたった「東埼玉音頭」をつくり、広めたことも。 3人の子育てに一段落した6年前から「これからは自分のために何かしたい」と地元の民話に注目し、知り合いの放送作家で脚本家の岡本一彦さんの協力を得て「丸山の狸話」をつくった。「狸話」は三味線をバックに語るもの。前回までは秋野さんが三味線を持って語っていたが、今回はこれを一人芝居にして演じることにした。
 秋野さんは「これまで、3度披露してきて、少しずつ住民に浸透してきたと思います。今回は、舞台をより面白くしたいと、踊りの吾妻春千穂さんの協力もあり、一人芝居を作ってみました。実際やってみると、狸やおばあさん、息子などいろいろな登場人物によって声や動きを変えなければならず大変です」と笑顔で話す。
 今回の新たな試みは秋野さんがゲストティーチャーで指導している松伏町立金杉小学校で2月27日、3年生の音楽の授業で発表した。児童たちは、真剣な表情で歌や踊り、一人芝居を鑑賞していた。秋野さんは現在、けいこの大詰めを迎えている。約20分もの長い芝居のため、覚えるのも大変。毎日、自宅の稽古場で特訓の日々だ。
 同公演は入場料大人1500円、高校生以下500円(全席自由)で、東武よみうりサービスセンター(TL987・0553)で発売している。
 <問い合わせ>松伏町田園ホール・エローラTEL992・1001。

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