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本山さん極地の魅力語る・松伏中で「ふれあい講演会」

2012.10.22(松伏町)
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 松伏町立松伏中学校(金澤勝幸校長、生徒379人)体育館で12日、「ふれあい講演会」が開催され、国立極地研究所教授・本山秀明さんが「南極や北極の楽しみ」と題し講演した。本山さんの極地研究歴は、1982年、第三の極地であるネパール・ヒマラヤでの氷河の掘削を皮切りに、環北極・グリーンランドの氷床掘削と研究、さらに南極観測隊参加は10回を数える。
 本山さんは自身が撮影した氷河やオーロラ、沈まない太陽、ペンギンなど、写真のスライドを使って氷の世界を伝えた。さらに南極での氷床掘削作業と調査研究のほか、マイナス50度の世界での料理や野菜栽培、入浴、スポーツなど滞在中の秘話などを語った。
 あと1か月足らずで11度目の南極観測に出発するという本山さん。「こういう世界に興味をもって、この中学校から極地に行く人が出てきてもらえるとうれしいと思う」と話した。
 講演を聞いた、横川達也君(3年)は「南極の氷の下に川が流れていて、新種の生物がいるかもしれないという話が興味深かった」、南極隊の防寒着をモデル着用した本間靖司君(3年)は「防寒着は動きにくくて靴が重い。料理は冷凍食品だけというのがびっくりした」と極地での活動に驚嘆していた。
 地域で活躍し、その道で努力した人の体験を聞くことにより夢や希望を育むことを目的とした「ふれあい講演会」。金澤校長は、「職業選択に役立ててほしい」としている。

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