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米粉めんでまちおこし・「まっぷーめん」25日から販売

2012.4.23(松伏町)
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 松伏町のご当地麺が登場。同町の「農産物・特産品直売会」(藤江進会長、会員44人)は昨年から米粉を使った「まつぶし まっぷーめん」の商品開発に取り組み、今年4月、同会会員で同町築比地にある製麺機製造会社・丸和製作所の石川徳光社長(69)が研究を重ねた結果、小麦粉・そば粉を使わない米粉100%の麺作りに成功した。同製作所隣で石川社長が経営する、そば店「そば処・桂」で25日から毎週水曜日限定で販売することになった。
 農地のほとんどが水田という米どころ、松伏町では、2008年から地産地消の促進として、町特産の米を粉にした米粉の利用促進に取り組んできた。これまでパンやお菓子などを民間業者で作ってもらい、周知を図ってきたが、町外の人にも知ってもらおうと、ご当地麺を作ることにした。
 そこで昨年度、埼玉県事業「地域農業・食品産業連携推進事業」として、20万円の助成を受け、開発することになった。丸和製作所では米粉を原料にした製麺機を開発するのは初めて。約70個の穴を開けた直径7・5aの円形ノズルに、高圧をかけて練った米粉を押し出す仕組み。米粉は小麦粉などに比べて水を加えてこねても粘着性が弱いが、高圧で粒子を結合させることで麺を作れるようにした。機械は「力丸くん」と命名し、特許を申請している。
 石川社長は「機械はモーターを使って圧力を高めることに苦労した。試行錯誤した結果、現在の圧力に落ち着いた。米粉100%の麺は全国でも珍しいのではないか」と話している。ノズル穴の形を変えれば、太さも調節でき、パスタもできるという。
 商品名は町のマスコットキャラクターである「マップー」にかけて「まっぷーめん」にした。出来上がった麺は白く光沢がある。もちもちとした食感でコシもあり、そばや小麦粉アレルギーの人も食べることができる。試食した会田重雄町長は「昨年、試作品をいただいたが、改良されて麺がつるつるとして、食べやすく味も良くなった。町の特産品として育て、販路も拡大できるように支援していきたい」と話していた。
 「桂」では、25日から毎週水曜日に1日40食限定で、鴨汁まっぷーめん(税込み990円)やかけまっぷーめん(同630円)などの「まっぷーめん」メニューを用意する。持ち帰り用(2人前、揚げ玉、めんつゆ付き同450円)も販売する。
 <問い合わせ>桂(松伏町築比地1449の7)TEL992・0487(月曜定休)。

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