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魅力を「体感できるまち」に・サンシティの再開発構想

2020.2.17(越谷市)
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 越谷市は同市南越谷の複合施設「越谷サンシティ」と周辺の再開発について、有識者らの意見をまとめた「構想案」をこのほど、発表した。「官能都市(センシュアス・シティ)」をキーワードに、「人が肌で感じられるまちの魅力」を目指した開発、整備をうたっている。同市のホームページに内容を掲載し、27日まで、「意見公募(パブリックコメント)」を実施している。求心力を失いつつある地域に、新たな“にぎわい”を生み出せるか、市民の反応を含め、今後の推移が注目される。

 市民ホールや会議室、商業施設などの複合施設として、1979年にオープンした「越谷サンシティ」は老朽化が著しく、同市は2024年度に解体する方針。同時に、1日約15万人が乗降するJR南越谷駅、東武スカイツリーライン新越谷駅が近い立地、利便性を生かし、 “にぎわい”を取り戻す一体的な再開発を検討している。

 構想案は昨年3月、有識者、企業、市民団体、行政代表などで発足した「南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出懇談会」(座長=岸井隆幸・日本大学公共政策研究室特任教授、18人)が取りまとめた。

 同市のたたき台(一昨年、事業構想案)をもとに、4回の議論で懇談会が打ち出したのは、@行政サービスやイベントホール機能を拡充し、公園、子育て施設、宿泊施設、オフィス機能を民間活力導入で進めるA駅前ロータリーやバスターミナル、道路など基盤整備を検討する――など。

 懇談会がキーワードとした「官能都市」は、「単なる拡大志向とは異なる、新しいものさしで都市の魅力を測るコンセプト」で、文化・芸術と飲食・商業施設の複合エリアを「魅力を肌で感じるまち」とうたい上げている。

 高橋努市長は「県東部地域の中心都市としての機能を持つ、新たな拠点づくりを構想している」と話す。

 同市は来年度、「サンシティ誠意懇談会」を立ち上げ、「サンシティ基本計画」を策定し、22年度に事業者を公募し、実施設計を経て、24年度から解体・建設に着手し、27年度オープンを目指すという。

 構想に対する意見は、郵便、ファクス、電子メール(seisaku@city.koshigaya.lg.jp)で、同市政策課へ。

 情報公開センターや各地区センターなどにも意見箱が設置されている。

 <問い合わせ>越谷市政策課TEL963・9112。
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