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各地で「令和」祝う動き・記念煎餅や「大凧」も

2019.4.16(越谷市ほか)
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 新元号の発表で、ちょっとした“令和ブーム”となっているが、県内でも越谷市や草加市で、「令和」とキャラクターを組み合わせてプリントしたせんべいや、独自技術で「令和」を手描きしたせんべいが発売され、話題を呼んでいる。また、春日部市は5月3日と5日の「春日部市大凧あげ祭り」で揚げる凧文字を「令和」と「元年」とすることを決め、お祝いムードを盛り上げる。来月の新元号スタートと共に、さらにあやかり商戦やイベントなどが広がりそうだ。


 越谷市観光協会は1日午後から、東武スカイツリーライン越谷駅東口の観光物産拠点施設「ガーヤちゃんの蔵屋敷」で、同市の“特別市民”のキャラクター「ガーヤちゃん」をプリントした「よろしく令和せんべい」を限定発売している。

 直径約10aのしょうゆせんべいに、ガーヤちゃんが右手をあげたポーズのイラストと「よろしく令和」の文字がプリントされている。1枚150円(税別)。八潮市の草加せんべいメーカー「東影」が製造した。また、「ありがとう平成」とプリントしたガーヤちゃんせんべいも販売されている。価格は同じ。

 販売初日の1日は、市内の「元荒川の桜堤」の桜が満開となり、「花見のお供に」と買い求める人も多かったという。市内南越谷の会社員女性(47)は「新元号が発表されてすぐなのに対応が早い」と驚きながら、「ガーヤちゃんのイラストがかわいいので、記念に5個購入しました」と笑顔で話していた。初日は用意した150枚が約1時間で完売した。

 同市観光協会は「新元号発表に合わせて、準備していた。購入者が予想より多いのでびっくりしている」と話していた。

 同せんべいは4月末まで販売する。

 <問い合わせ>越谷市観光協会TEL971・9002。

 草加市神明の「大馬屋(ルビ・おんまや)」(鈴木弘道社長)は4日から、独自の技術で「令和」をカラフルに手描きした草加せんべい「でこ煎」など4種類を草加駅東口の「アコス店」(イトーヨーカドー草加店1階)で発売している。

 元号が発表直後から、「名刺代わりに配りたい」との客の要望もあって、商品化した。しょうゆ味のせんべいの表面にカラフルに元号を描いたものや、新元号発表のテレビ中継のイメージで、縁取りした白地の額の装飾に、墨文字風に新元号「令和」を描いたものなど。

 「でこ煎」は同社が登録商標した商品。直径25センチ(1枚、税込み2000円)、同15センチ(同1200円)、同8センチ(同261円)の3サイズで12色。食紅などで着色した砂糖やグラニュー糖など4種類を独自に配合したクリーム状のペースト「アイシング」でせんべい表面に、専任の“でこ煎アート職人”が文字や絵を手描きしている。記念商品のため通常より割安価格という。焼き印で新元号を入れた商品(6枚入り、税込み540円)もある。

 鈴木社長(51)は「新元号は昭和の『和』が入り、どこか懐かしい響きがする。書きやすい文字でよかった。注文に合わせて、いろいろな絵を入れたものも作れます」と話している。

 <問い合わせ>大馬屋アコス店TEL922・2461。

++++  春日部市西宝珠花の江戸川河川敷で、5月3日と5日に開かれる「春日部大凧あげ祭り」は、江戸時代の天保12年(1841年)頃から始まった豊作を占う伝統行事。毎年8万人を超える見物客でにぎわう。

 大凧は縦15b、横11b、重さ約800キロで、地元の大凧文化保存会が毎年3か月かけて作る。

 同市大凧あげ祭り実行委員会主催)は、新元号の発表に合わせて、この凧の文字を「令和」と「元年」にすることに決めた。
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