トップニュース

休憩は「サイクルカフェ」で・駐輪ラックや工具常備

2019.2.18(越谷市)
ニュース写真
 カフェで休みながら、自転車修理も――。一般社団法人「越谷市観光協会」は1日から、市内10か所のカフェを「こしがやサイクルカフェ」に選定し、駐輪ラックや修理工具、空気入れを常備して、利用を呼びかけている。同市内の自転車メーカー「ホダカ」(堀田宗男社長、同市流通団地)との共同事業で、起伏が少なく、水辺も多い同市内を全国のサイクリストたちに巡ってもらおうという狙い。修理工具や空気入れ利用はもちろん無料。カフェやサイクリングコースを紹介する冊子も作成した同協会は「多くの自転車愛好家に越谷に来てほしい」とPRしている。

 同協会が選定した10か所のカフェは、県立越谷総合技術高校食物調理科の生徒や「ホダカ」社員、さらには市内のサイクリストらが推薦した店。これらのカフェには、「こしがやサイクルカフェ」と書かれた垂れ幕が掲げられ、スポーツ自転車を駐輪するためのラック、修理工具、空気入れなどが常備され、利用者はカフェに立ち寄って、無料で利用できる。

 同協会は、「こしがやサイクルカフェ」をアピールし、推奨する市内の4つのサイクリングコースを紹介した冊子(A3判、四つ折り)5000部を作成し、対象カフェや自転車販売店などで配布している。今回の事業費は、冊子印刷代や工具などの購入費を合わせて約120万円とか。

 特に今回の“カフェ作戦”は、女性や若い世代に市内観光に興味を持ち、積極的に参加してもらおうという狙い。作成した冊子には、「ホダカ」の女性社員とカフェ好きな地元の女子高校生が登場し、全10店舗を写真付きで紹介。印刷されているQRコードを使い、スマートフォンなどで読み取れるサイクリングコースも掲載している。

 同観光協会の中村将義事務局長は「これまでホダカと連携して、スポーツサイクル講習会やマップの作成など、サイクリングを通じた地域の魅力発信や暮らしの提案をしてきた」と言い、「サイクルカフェは、ライフスタイルの提案の一つとしてPRし、越谷を訪れるきっかけにしたい」と話している。

 3月23日には、カフェ巡りを楽しむイベント「CAFE&スイーツ満喫ライド」を開催する。今後、参加するカフェを順次増やし、新年度には動画やSNSなども活用してPRしていく計画という。

  <問い合わせ>MN越谷市観光協会TEL971・9002。
>戻る