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被災地での体験を報告・県立大生、広島でボランティア

2018.12.24(越谷市)
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 越谷市三野宮の埼玉県立大学でこのほど、「西日本豪雨災害被災地における学生ボランティア活動報告会」が開かれ、8月13日から10月1日まで広島県三原市で活動した、同大生13人が、体験を報告した。

 同大は国内の災害時に学生の支援活動を実施しており、2011年の東日本大震災では、東北地方へ学生77人を派遣し、子どもの保育はじめ、ごみの回収、救護物資の仕分けなど被災生活を支援した。

 今回は同大・社会福祉子ども学科の新井利民准教授(45)が中心となり、越谷市社会福祉協議会と三原市社会福祉協議会の協力を得て学生を派遣した。

 報告会で同学科2年、赤羽未咲さん(19)は「メディアではなく、自分の目で被災地を知りたいと思い初めて参加した。土の臭い付いた家屋、ごっそりと家がなくなった跡など災害のすさまじさを目にした」と述べ、「活動した1週間は自分の宝物。臆病な私は最初怖くてあきらめていたけれど、友人が背中を押してくれ、価値ある1週間となった」と報告した。

 また、同じく初参加の同科2年、佐藤洸希さん(19)は「三原市の社協職員らの被災者やボランティアへの接し方を見て勉強になった。地域の方々が協力して復興しようとしている姿がとてもまぶしかった。災害は避けることはできないので、今後も支援したいと思った」と感想を話した。

 新井准教授は「現地では、岩手県立大学など他大学の学生とも連携し活動が広がった。被災者からは遠く離れた地域の若者に勇気づけられたとの感想が届いている。学生たちは教室では学べない、貴重な体験ができたと思う」と話した。
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