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生徒製作の「新幹線」走る・越谷総合技術高「大相模まつり」で

2018.8.14(越谷市)
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 越谷市谷中町の県立越谷総合技術高校(市村洋子校長、生徒755人)の生徒たちが製作した「ミニ新幹線」が7月29日、同市立大相模小学校校庭での「市制60周年記念・第41回大相模まつり」会場に初めて登場し、親子連れらを乗せて走行した。

 ミニ新幹線は「Max」と呼ばれる2階建て新幹線の車両がモデル。1両の長さ1・6b。重さ1両120`で4両編成。動力はカーバッテリーで、12ボルトを4個搭載(直列で24ボルト駆動)し、1回に約6時間運行可能という。本体はFRP(強化プラスチック)製で、台車やフレームは鋼板製。

 29日は、電子機械科生徒11人が会場に延長約70bのレールを敷いて運行した。この“新幹線”に乗ろうと家族連れらが行列していた。

 運転担当の電子機械科3年の保坂和久さん(17)は「暑さでバッテリー不調のトラブルがあり心配したが、何とか乗り切った。多くの方に乗車を楽しんでもらえてよかった」と汗だくになりながら話していた。

 同科の橋本充好教諭(59)は「乗車した子どもたちや生徒にとって思い出になったのでは」と目を細めた。

 ミニ新幹線は2009年度、当時の同高校電子機械科3年の6人が、文部科学省の募集に応じて研究製作した。当初は「バッテリー回生の検証」が目的だったが、子どもたちに喜んでもらえるものをと約10か月をかけてミニ新幹線を製作した。完成後も歴代の生徒たちが改良を加えている。

 来場者に楽しんでもらうほか、生徒に地域社会との交流を体験するのを目的にイベント参加している。
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