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初の「プサルタリー」フェス・クラシック音楽など楽しむ

2018.8.14(越谷市)
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 日本では数少ない古楽器のプサルタリーによる初の「ミュージックフェスタ」(東武よみうり新聞社後援)が7月29日、越谷市北部市民会館劇場で開催され、全国から約40人のプサルタリー奏者が集まり、主にクラシック音楽を披露し、約200人が“癒やしの音色”を観賞した。

 プサルタリーは紀元前300年頃からギリシャで始まったとされる弦楽器。聖書にも登場し、ギリシャ語の「讃美歌」が語源という。

 弓で弾く楽器で高さ約40aの二等辺三角形の箱に、44本の金属弦があり、2本の弓を操って音を出す。誰でも簡単に音が出せるのが特徴。

 同フェスタは、同市東越谷の音楽家、能勢希さん(44)らが企画。プサルタリーのアンサンブルによるヘンデルやモーツァルトなどのクラシック音楽のほか、ギターやウクレレとの共演。歌謡曲や童謡の演奏もあり、最後は「ふるさと」を来場者と一緒に合唱した。

 同市神明町の主婦、片桐照美さん(68)は「初めてプサルタリーの音を聴いた。クラシック音楽に合う音色で、優しい音で癒やされた」と感動した様子だった。

 能勢さんは「一人でも多くの人にプサルタリーを知ってもらい、ファンを増やしたい」と話していた。

 能勢さんは生まれたときから右目に視力がなく、左目も弱視の視覚障害者。大学在学中に、好きなギターを始め、2004年から自宅でギター教室を開き、06年には「プサルタリーの会」を立ち上げ、「プサルタリー教室」も開いて指導している。
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