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水陸両用車で救援救助・市と建設機械リース会社が協定

2017.10.24(越谷市)
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 越谷市は6日、春日部市粕壁東の土木建設機械リース会社「有限会社サポートマーケティングサービス」(荒川真一代表取締役)と「緊急時における後方支援活動に関する協定」を締結した。同日、市役所庁議室で高橋努市長と荒川社長、同市消防本部など関係者約10人が出席して「締結式」が行われ、両者が協定書にサインした。

 災害時や緊急時に市の協力要請に応じて、同社は所有する特殊車両「水陸両用車」(カナダ製、8輪駆動)を出動させ、避難者の救援救助、物資の運搬などの後方支援活動を行う。特殊車両を使った後方支援活動の協定は県内初。

 高橋市長は「特殊車両は水害時にも水の上を走行でき、活用できる。そうした後方支援活動は行政にとっても大きな後ろ盾となる」とあいさつ、荒川社長(47)は「市からの要請があれば、いつでも対応できるよう車両の点検を欠かさず、すぐに出動できるようにしたい。水害時の救助活動など後方支援していく」と抱負を述べた。

 同社が4台所有する「水陸両用車」は、カナダ・ODG社の「Argo(アーゴ)」という8輪駆動車(マルチビークル)。全長約3b、全幅1・5bと日本の軽自動車を一回り大きくしたサイズ。屋根のないオープンタイプでボディはポリエチレン製で水に浮く構造。重量650`。ガソリンエンジン(V型2気筒)で排気量750CC。ハンドルはオートバイのようなバーハンドル。アクセルもバーについたスロットルを使う。陸上6人乗り、水上は2人乗り。価格は300万円から2000万円ほど。免許は「小型特殊免許」で乗れる。

 荒川社長が2010年に趣味で購入。翌年3月の東日本大震災では、「救助救援に使ってほしい」と被災地を何度も訪れている。越谷市桜井地区の「防災訓練」やイオンレイクタウンでの「防災フェスタ」で、「デモンストレーション走行」をして周知を図っている。
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