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「SNSで投票呼びかけを」・市選管が学生と討論

2017.9.12(越谷市)
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 越谷市選挙管理委員会は、8月24日、同市で受け入れているインターンシップの大学生とディスカッションを行った。20歳代の選挙に対する意識を探り、投票行動につなげるための方策に活かすことを目的に同市選挙管理委員会が企画したもので、委員会の事務局職員3人とインターンシップの大学生5人、市の新採用職員1人、合計9人がフリートークで意見を出し合った。

 大学生からは、若い世代の傾向として、「選挙の制度や仕組みを学ぶ機会はあるが、政治の現状を学ぶ機会が少ない」、「周囲の人が投票に行かないと、自分も投票をためらう」といった意見が出され、効果的な改善策として、「(日常的に)自分たちの世代が自主的に集まり、政治や選挙について話し合う機会をつくる」「(選挙時に)家族や友達どうしで投票を呼びかけあう。SNSの手段を使うことも有効」など、積極的な議論が交わされた。

 参加した同市在住で文教大学3年生の岩淵伊織さん(20)は、「違う学校の同年代の人たちと深く議論することができて、本当に有意義な時間だった。3時間があっという間に過ぎたという印象。選挙を自分たちの問題と捉え、自発的な投票行動につながるよう、友人に呼びかけて何らかのアクションを起こしてみたい」と目を輝かせていた。

 徳沢勝久・同市選挙管理委員会事務局次長は「若い人の政治離れが叫ばれているが、しっかりと自分の信念を持っていると感じた。今後も、積極的に若い人たちの意見を聞きながら投票率向上のために取り組んでいきたい」と話していた。  越谷市では8月から9月にかけて、8部署、19人の大学3年生をインターンシップとして受け入れている。今回の企画は、このうち日程が合った5人を対象とした。

 なお、2016年7月10日執行の参議院議員選挙で越谷市の投票率(全体)は50・65%でこのうち20〜24歳の投票率は32・21%と低く、若い人の投票率アップが課題になっている。