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間久里スネークス7年ぶり優勝・東武よみうり新聞社旗争奪少年野球

2017.8.21(越谷市)
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 越谷市代表の「間久里スネークス」が7年ぶり2度目の優勝。「第39回東武よみうり新聞社旗争奪少年野球大会」は、東部地区5市1町の代表18チームが出場して、11日から13日までの3日間、草加市のそうか公園多目的運動広場で行われた。決勝戦は初優勝を目指す3回出場の越谷市代表「越谷ジャガーズ」と同じく3回出場の「間久里スネークス」との“越谷対決”となった。攻撃力、守備力とも勝る間久里スネークスが10対1と圧勝した。間久里スネークスは11月11、12日にさいたま市の県営大宮公園野球場で開かれる「第11回埼玉県読売少年野球ウイナーズカップ大会」(埼玉県野球連盟、読売新聞東京本社など主催)へ出場し、2度目の出場で悲願の初優勝を目指す。3位は「寿ファイヤーズ」(越谷市)と「吉川ウイングス」(吉川市)だった。

 決勝戦は、準決勝で昨年度の覇者「寿ファイヤーズ」(越谷)を破り、勢いに乗る間久里スネークスのペースで試合が進んだ。一回裏、間久里は一番・大谷が左前安打、2番・加藤が四球で歩いた後、走者を2・3塁にした後・4番・三星の犠飛で先制。その後、敵失もあり、初回に2点を挙げ、リード。「先頭打者が出塁し、2番打者が進塁させ、3、4番打者で得点するセオリー通りに野球が信条」(間久里・弓削監督)の言葉通りの試合運びだ。

 二回裏、間久里は7番・伊藤が右中越えの本塁打を放ち、点差を広げる。「打球が右中間を越えて、これは本塁まで行けると思った。大会初の本塁打だったので、とてもうれしかった。下位打順なので常に上位に繋げる打撃を心がけている」と伊藤選手は喜ぶ。自分の役割を理解しながら野球をする「間久里野球」の一つだ。

 この回、間久里は1番・大谷、2番・金子の適時打などで一挙4点を挙げ、越谷ジャガーズを突き放す。三回裏にも間久里は8番・久野の適時打などで3点を追加し、8対0に。しかし、越谷ジャガーズは四回表に意地の反撃。3番・木村が中越二塁打の後、4番・●手の時に走者が三盗を決め、間久里・神保投手の投球が逸れた間に、3塁走者がホームインし1点を返した。攻撃はここまでだった。

 間久里は四回裏にも2点を追加。最終回となった六回表には間久里の左腕・三星投手が登板。三星投手は「打倒・寿」のために、弓削監督が1か月かけて作った自慢の“秘蔵の左腕”だ。準決勝で4イニングを投げ、優勝候補の寿を破り、無事役割を終えたが最終回、弓削監督は“優勝投手に”と花を持たせた。

 結果は10対1と間久里が圧勝し、7年ぶりの優勝を決めた。長打を誇る大型の選手はいないが、「基本に忠実であれ」の間久里の「守りの野球」で順当に勝ち上がった。2度目のウイナーズカップの出場を決め、「前回は3位だったので、今回は優勝を目指す」(弓削監督)と早速、県大会に向け、動き出した。
 間久里スネークス 1972年創部。2010年、東武よみうり旗大会で初出場、初優勝という快挙を達成して以来、7年ぶりの優勝。11年には全国大会で準優勝し、同年入団した現6年生は全国大会への思いも強い。今年度は県大会ベスト8の実績を持つ。  投手を中心とした守りでリズムを作り、攻撃では少ないチャンスをものにしていくなど、投打のバランスが良いチーム。約60人の部員に対し、40人が指導にあたる。指導者の半数は、自身の子供が卒団しても引き続き指導を行っており“縦のつながり”も強い。

 間久里スネークス・弓削靖監督(48)「今年は4試合、2、3点差をひっくり返すなど、諦めない野球ができた。準決勝で寿ファイヤーズに勝利し、決勝では力が抜けたいい試合ができた。子どもたちには、まず野球のセオリーと基礎をたたき込み、次に野球の面白さを味合わせる。自分自身が考え、1学年上の野球を目指す取り組みを毎年行っている。手を抜かず、仲間を大事に、礼儀や感謝を持って、当たり前のことをしっかり行ってほしい」

 越谷ジャガーズ・片山晴裕監督(42)「公式戦で初対戦だったが、間久里の強さを実感した。もう少しいい試合がしたかったが力の差を感じた。レギュラー6年生3人、5年生5人、4年生1人のチームながら、この大会で選手たちは大きく成長できた。来年も代表となって、優勝したい
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