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人気の健康体操教室・老人福祉C「ひのき荘」

2017.4.24(越谷市)
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 越谷市川柳町の同市立老人福祉センター「ひのき荘」で毎週1回開かれている「健康体操教室」の参加者が、開設1年3か月で1万人を超える人気を呼んでいる。

 併設の「地域包括支援センター川柳・大相模」が企画、実施しているもので、女性に人気の「フラダンス」や身近な「いす」を使った体操、歌いながらの「体操」などを専門講師が45分間ほど指導しており、毎回、70人から100人の高齢者が集まる。参加者は「おかげで歩けるようになった」「腰痛が治った」など効果に驚き、喜んでいる。

 同市内の公共施設に地域包括支援センターが併設されたのは、「ひのき荘」が初めて。

一人暮らし老人が「引きこもりから地域への社会参加・交流」を目指し、開所した2015年12月から、「健康体操教室」をスタートした。 新年度第1回の「健康体操教室」は6日。この日は「フラダンス」と「健康体操」の2つがそれぞれ45分間ずつ、2回実施された。延べ160人が参加した。

 「フラダンス」は相澤フミコさん(63)が講師となり、軽やかなリズムに乗って、柔軟体操の後、フラダンスを踊った。菅原広子さん(70)は「3回目。見た目よりもハードですが、体が柔らかくなり、肩こりや腰痛がなくなった」と笑顔。相澤さんは「フラダンスは明るく行う運動。表情を明るくすると体も軽くなります」と話す。

 「健康体操教室」は看護師でケアマネージャーの菊池裕子さん(49)が講師。60歳代から80歳代までの高齢者たちは、いすに腰掛けてのストレッチや立ち上がって、いすに手をかけて「広背筋」と呼ばれる背中の筋肉を動かす運動、さらには骨盤を動かす運動など45分間汗を流した。

 米作り農家の大熊やいさん(89)は「この運動を始めたところ、腰の痛みがなくなった」と話し、郷間要一さん(81)は「坐骨神経痛だったけど、今では痛みもなく、普通に歩けるようになった」と効果に驚いている。

 菊池さんは「歩行に必要な筋肉が鍛えられる運動を取り入れ、介護予防につながるようにしています」と言う。同センターの鈴木七奈センター長(46)は「口コミで参加者が広がっています。今後も介護予防につながる企画を考えていきたい」と話している。
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