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マンホールで観光PR・スマホで「動画再生」

2017.4.3(越谷市)
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 マンホールのふたにスマホをかざすと、越谷市の “特別市民ガーヤちゃん”(キャラクター)の動画が登場し、名所を紹介する。3月27日、こんなユニークなマンホールのふたが同市弥生町の越谷駅東口ロータリー歩道に設置された。「中心市街地」に観光客を呼び込む“目玉”にと同市が始めた。ふたのデザインは、ガーヤちゃんが特産の「越谷ねぎ」を抱えているオールカラー。ふたに「AR(拡張現実)」を付けて、スマホで動画再生できるようにしたもの。ふたと同じデザインの「マンホールカード」もきょう3日から配布される。

 AR(拡張現実=オーグメンティッド・リアリティ)は、人が見たものをコンピューターで拡張する技術のこと。スマホのアプリ(ソフト)「Aurasma」をインストールして、対象物にかざすと、動画が自動的に再生される仕組み。

 今回のマンホールでは、約1分間にわたり、スマホ画面に越谷市を紹介する動画が流れる。キャラクターの「ガーヤちゃん」が、動画に登場する市内の名所「北越谷の元荒川堤の桜並木」や「南越谷阿波踊り」「越谷レイクタウン」について、“ふきだし”で紹介する。

 マンホールのふたは、通常の鉄製(直径60a)の中央部分に滑り止め加工した樹脂製の「プレート」を設置したもの(プレートの印刷加工費用は7万円という)で、重さは35`。

 同市はこの「AR」に併せて、ふたのデザインと同じ「マンホールカード」を作成し、3日から、越谷駅東口の市民活動支援センター(越谷ツインシティBシティ5階)で希望者に無料で配布する。4月下旬からは、現在、鉄道高架下に建設中の同市観光物産拠点施設「ガーヤちゃんの蔵屋敷(仮称)」で配布する。

 同カードは、マンホールのふたのデザインの由来などを記したコレクションカード(縦8・5a、横6a)。公益財団法人「日本下水道協会」が運営する「下水道広報プラットフォーム」が企画・監修したコレクションアイテムだ。このコレクションは昨年4月のシリーズ開始以来、人気を呼び、同市も昨年10月に初めて発行し、今回が第2弾となる。

 同市の松尾雄一・下水道課長は「マンホールカードは全国的に注目されており、カード収集のため、市外から来訪するコレクターも多い。これを機に下水道のPRと越谷を訪れる人が増え観光活性化につながれば」と話している。

 スマホゲームが人気を集める中、このユニークなマンホール作戦が話題を呼びそうだ。

 <問い合わせ>越谷市下水道課TEL963・9206、越谷市観光課TEL967・1325。

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