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「大袋駅西口線」22日開通・路線バス運行に弾み

2017.3.20(越谷市)
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 越谷市内で工事が進められてきた2か所の道路が、22日と25日に相次いで開通する。22日は東武スカイツリー線・大袋駅西口と元荒川地区を結ぶ都市計画道路「大袋駅西口線」(約1・8`)の未開通区間715b。片側2車線を使った一部暫定開通となる。25日は西方地区の県道「八潮越谷線」(14・7`)で、用地買収の難航で未開通だった300b。これらの開通で、大袋駅西口での路線バス運行の期待が高まり、西方地区の慢性的な交通渋滞が緩和されそうだ。

 大袋駅西口線は、大袋駅から「西大袋地区土地区画整理事業」(施工中)地内の中央を通る、幅員27b(4車線)で中央分離帯のある基幹道路。暫定開通するのは、「県越谷児童相談所」から商業施設「ピアシティ越谷大袋」までの715b。一部は既に開通していたが、暫定開通により、大袋駅西口から元荒川の「県道大野島・越谷線」までが結ばれ、国道4号バイパスや国道16号バイパスへのアクセスが向上する。開通部分には信号機2基が設置される。

 同区画整理事業は、市施工の区画整理事業で対象面積は125・9f。1996年に事業開始。2022年に完成予定。同市の北部地域の拠点として、地区の中心に行政・業務・文化の機能を有した公共施設を計画。近隣公園や調整池も整備し、緑豊かで、災害に強い住宅地を目指す、総事業費約376億円のビッグプロジェクト。

 同市市街地整備課は「中央分離帯のある都市計画道路で、当分は片側2車線を利用した暫定開通だが、利便性は大きく向上する」と話す。現在の「ピアシティ」東側にも新たな商業施設が建設される計画という。この道路の完成で住民悲願の「バス路線」運行の展望が開けるようになった。同市都市計画課は「大袋駅西口地区に路線バスが開通するよう、市内のバス事業者と協議を始めている」と話している。

 同駅は11年7月から13年10月にかけて、駅西口の開設、駅舎の橋上化工事などが進められ、エレベーター・エスカレーター・多機能トイレの設置などのバリアフリー化が図られた。しかし、周辺は住宅地だけに、暫定開通で利便性が向上する反面、交通量の増大による市民生活への影響も予想される。また、「西口に大きな道路ができても、朝など大袋駅周辺の踏切は閉まったままで、東西への行き来ができない。ぜひ駅の高架化を」=同市恩間の会社員男性(54))=との声も強く、同駅東口への「駅前広場」開設と共に、今後の大きな行政課題となっている。

 用地交渉が難航し、わずか300bの距離ながら、南北に断絶していた越谷市西方地区の県道「八潮越谷線」が3月25日に開通する。県道予定地内にあった鉄鋼メーカーの工場敷地の買収交渉が解決し、昨年10月上旬に工事が始まり、このほど完成した。これにより慢性的な渋滞の解消が期待される。

 この県道は、越谷市下間久里(国道4号バイパス・下間久里北交差点)から八潮市大曽根(首都高・八潮南ランプ入口交差点)までを結ぶ延長14・7`。旧国道4号(県道足立越谷線)とほぼ平行に走る越谷市内のメインルート。草加・八潮市部分は、県道昇格前から「産業道路」と名付けられている。

 25日午前10時30分から、同西方地内の特設会場で県や市、地権者らが集まって開通記念式典」が開かれる。

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