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徳川家ゆかりの地PR・市民Gが「観光マップ」作成

2017.2.27(越谷市)
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 越谷市の市民グループ「こしがや地域ネットワーク13」(駒崎美佐子会長、会員38人)はこのほど、同市内の徳川家康ゆかりの地を巡る観光マップ「越谷彩(さい)発見!徳川家ゆかりの地で遊ぶ」(A4判、4n、カラー)を作成した。同市には江戸時代、家康が訪れ、宿泊した寺社があるほか、家康が訪れた「鷹狩り」の場所もある。マップは、家康により整備されていった足跡が残されている地域と周辺の文化財や観光農園などを結ぶ独自の5つの観光コースをつくり、イラストなどを使って作成した。同ネットワークは「埼玉一の『おもてなしの心』越谷を目指し、また、来たいと感じてもらえるための観光案内地図です」とPRしている。

 これまで、同市内の徳川家ゆかりの場所にスポットをあてたマップがなかったため、同ネットワークは、「越谷観光の新しいに目玉に」と、独自にコースを設定して、周辺の観光地点と連動した「観光コース」を新たに設定した。

 マップ作成の費用は8万6000円で、同市の「しらこばと基金」の助成を受け、1500部作成した。昨年9月から準備を始め、同市観光課や市郷土研究会、地図製作会社などのアドバイスも受け、会員が実際にバスに乗ったり、歩くなどして現地調査を行った。家康が訪れたとされる寺社を訪問し、地図掲載の了解を得て、イラストは市内在住の漫画家に依頼した。

 地図だけでなく、家康が訪れ、宿泊したとされる寺社など11か所について、簡単な解説を付記している。同市内最古の寺院「大聖寺」には、1591(天正19)年、家康が宿泊したとされ、「夜具」(=寝衣)が残されており、同市文化財に指定されている。また、「朱印状」の残る寺社など、ゆかりのある場所が多い。

 オリジナルコースの一つ「林泉寺・リユースコース」は、「新越谷駅」前から路線バスに乗り、「総合体育館前」バス停で下車。展望台のある清掃工場「東埼玉資源環境組合第一工場」や「いちご狩り」のできる観光農園を訪れたりして、目的地の「林泉寺」に到着する。林泉寺は家康が「鷹狩り」で訪れた際、境内のマキの木に馬をつないだと伝えられている。

 マップには、バスの乗り場やバス停、徒歩の時間なども明記され、初めて越谷を訪れる人たちにとっても分かりやすく工夫されている。最終ページには、行き先などが分からなくなり、困っている外国人に地域の人たちが声をかけられるように、「観光案内のパンフレットがほしいですか」や「道を教えてください」などの英語と中国語表記も掲載されている。

 駒崎会長(75)は「高齢者など徒歩で巡るのが大変な方もバスを利用して回れるようにバス路線を明記した。作成にあたって徳川家ゆかりの寺社がきちんと保存され守られていることに感動しました。越谷観光の資料として多くの方に活用していただき、マップを手に越谷をゆっくりと巡ってほしい」と話している。

 このマップは市内各地区センター、市男女共同参画支援センター、市市民活動支援センター、市観光協会などで配布している。  <問い合わせ>こしがや地域ネットワーク13の駒崎さんTEL976・0738。
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