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越ヶ谷宿の雛めぐり・古民家に職人が集合

2017.2.20(越谷市)
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 江戸時代から続く、越谷市の伝統産業の「越谷の雛人形」を多くの人に知ってもらおうと、「第5回越ヶ谷宿の雛めぐり」が21日から3月5日まで開かれる。同市内の旧日光街道周辺の古民家や商店など50か所に雛人形を展示して、訪れる人たちに街めぐりを楽しんでもらう。旧日光街道越ヶ谷宿の「春の宿場まつり」の一環で、主催は越谷新町商店会と越谷市本町商店会、越谷商工会議所。

 今年の目玉は、古民家の旧大野邸秤屋(はかりや)を会場に25、26日に開かれる「クリエイターズヴィレッジ」。市内の木工や陶器、漆器、草木染めや家具など「ものづくり」職人たちが集まり、13のブースを設けて、展示販売や体験を行う。会場は築120年の古民家で風情あるイベントになりそう。

 また、「なんでも吊るし雛」(25、26日・夢空感)では、市民団体らが集まって、ステンドグラスや手作り人形、商店の「秘蔵品」などが吊るされる予定で、参加団体は現在制作中。このほか、「越谷音楽化計画」、「越谷ツインシティ・ライブ」などの音楽イベントもある。

 恒例の「ガイドツアー」は25、26日と3月3日の3日間、午前10時と午後1時出発の各日2回で、集合場所は越谷駅東口(東武トップツアーズ前)。参加費500円で事前に商工会議所で予約が必要。「スタンプラリー」(25、26日)もある。旧日光街道のほか、大沢香取神社や御殿町自治会館、ツインシティ、市役所でも雛人形が展示される。

 越谷新町商店会の井橋潤さん(52)は「今回の一押しは、旧大野邸で開催される『はかり屋クリエイターズヴィレッジ』です。古民家や蔵の利活用に一石を投じるイベントとなるのでは」と話している。

 越谷のひな人形は、江戸時代中期・安永年間(1772〜1781年)に、江戸の十軒店(じゅっけんだな、現在の日本橋)で修業した越谷新町の会田佐右衛門が製作を始めたのが始まりといわれている。

<問い合わせ>越谷商工会議所TEL966・6111。
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