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被災児にクリスマスカードを・田中さん、世界に呼びかけ6回目

2016.12.5(越谷市)
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 東日本大震災被災地の子どもたちにクリスマスカードを―。越谷市東越谷の中央大学名誉教授の田中拓男さん(78)は今年も「国境を越えて心と心をつなぐクリスマスカード」プロジェクトを立ち上げ、インターネットなどを通して全世界に呼びかけている。今年で6回目。これまで5年間に世界60か国や日本各地から、11万通のカードが被災地に届けられた。田中さんは今年も被災地の学校にカードを届ける。

 あの日から5年8か月。被災地では、厳しい生活環境に耐えながら、多くの人たちが復旧復興に力を合わせて頑張っている。田中さんは「まもなく大震災で亡くなられた2万人弱の御霊の七回忌を迎えます。被災地の子どもたちの心に温かく寄り添い、語りかけ慈しみ、精いっぱい励ましたい」と話す。

 さらに、「今、小学校に通っているのは、震災当時の新入生か幼稚園の園児たち。近親の縁者との悲しい別れや厳しい生活環境は、幼心にも今なお深く傷跡として残されている」と案じている。

 中央大で国際経済学を教えてきた田中さんは、国内外の友人や知人、教え子にメールを発信して、子どもたちを励ますクリスマスカードを呼びかけ、プロ野球・巨人の選手はじめ著名人の多くの共鳴を得てきた。

 「1本のペンとはがき(台紙)があれば、老人でも子どもでも被災地の子どもにクリスマスや新年のお祝いと、励ましの言葉を贈ることができる。ぜひ多くの方に参加してほしい」と田中さんは呼びかけている。

 送り先は、〒343・0023 越谷市東越谷6の107 田中拓男「クリスマスカード・バンク」係まで送る。締め切りは12月末日。

 <問い合わせ>田中さんTEL962・3610。
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