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星さんに「越谷市民栄誉賞」・五輪2大会連続銅メダル

2016.10.3(越谷市)
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リオ五輪・競泳女子200bバタフライで、見事銅メダリストに輝いた、越谷市出身の星奈津美選手(26)に対する「市民栄誉賞」の授与式が22日、同市のイオンレイクタウンkaze1階「光の広場」で行われた。会場は、歓迎とお祝いに駆け付けた人や買い物客ら約800人で埋まり、「おめでとう」「お疲れさま」といった大きな声援が飛び、ロンドン、リオと2大会連続銅メダルという快挙を達成した星選手をねぎらった。同市の「市民栄誉賞」受賞は星さんが第1号となる。

 授与式では、越谷市の高橋努市長が星さんに、市民栄誉賞の表彰状を手渡し、「3大会連続でオリンピックに出場し、2大会連続でメダルを獲得した星選手は地元の越谷にとって、この上ない名誉」と称えた。会場には、星さんの母校、市立鷺後小と栄進中の児童生徒らが、星さんの似顔絵を描いて「銅メダルおめでとう」「感動をありがとう」などと寄せ書きした模造紙が飾られた。

 星選さんは、市民らに「予選と準決勝では思うように泳げず不安だったが、決勝では悔いのないレースができた」と話し、「すべてを出し切ったので3位はとてもうれしかった。こんなにたくさんの人に集まっていただき、涙が出そうです」と感謝の気持ちを伝えた。

 授与式後の記者会見で、今後については「東京オリンピックで出場を狙えたら幸せだが、引退か現役を続けるか悩んでおり、ゆっくり考えたい」と揺れる心境を語った。

 星さんは3歳で水泳を始め、春日部共栄高1年の時、バセドウ病を発症。「運動は控えて」と医師から言われたが、投薬治療を続けながら練習し同3年の時、北京五輪(2008年)に初出場。

続くロンドン五輪(12年)で銅メダルを獲得した。

 しかし、一昨年から疲労が激しく、練習ができなくなった。放射線治療の選択肢もあったが、星さんは「甲状腺を取ってしまえば済む」と決断。14年11月の手術後約3週間で練習を再開し、昨年4月、

ロシアでの「世界選手権大会」で優勝し、鮮やかに復活した。リオ五輪の決勝(8月11日)では、2分5秒20の記録で2大会連続銅メダルに輝いた。

 病気を克服しての快挙だけに、「今回のメダルは重みが違う」と星さん。見守り、激励してきた母親の真奈美さん(53)は「市民栄誉賞は大変な名誉。リオではメダルは厳しいのでは、と娘と話していたので正直、ホッとしました。母親として誇らしいです」と話している。

 星さんは五輪後、幼なじみの会社員男性(33)と結婚し、越谷市内で暮らしている。
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