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街道巡りのスタンプ作戦・日光街道の6宿、観光客誘致

2016.9.13(越谷市ほか)
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 旧日光街道の宿場があった県東部の6市町は、今月1日から、「日光街道埼玉六宿連携スタンプラリー」を開催している。連携しているのは、草加市(草加宿)、越谷市(越ヶ谷宿)、春日部市(粕壁宿)、杉戸町(杉戸宿)、幸手市(幸手宿)、久喜市(栗橋宿)の“6宿”。これまで、独自に「宿場によるまちおこし」に取り組んできたものの、今一つ、アピール力に欠けていたため、6宿が一体となって、観光客や交流人口を増やしていこうという試み。期間は12月28日まで。スタンプを集めると、景品の抽選に応募できる仕組みで、連携効果に関係者は期待している。

6市町と県(県東部振興センター・県利根地域振興センター)は、観光客や交流人口の増加、地域のにぎわい創出を目的に、○月、「日光街道埼玉六宿連携会議」を立ち上げ、スタンプラリ―を企画した。東武鉄道も協力している。

 江戸時代、江戸・日本橋と日光東照宮を結んで整備された旧日光街道は、五街道の一つで、参勤交代や日光参詣の道として利用され、宿場を中心に栄えた。この歴史を踏まえて、各市町は古民家や寺社などを巡るコースを設定し、ガイドマップを作成するなどしてきた。しかし、個別のPR策効果は薄いのが現状だった。

 スタンプラリーは、6宿の観光案内所などに置いたスタンプを、ボランティアガイドと一緒の「まち歩き」や各宿のイベントの参加者らが押して楽しむもので、スタンプ4つを集めると景品の抽選に応募できる。

 イベントは、越谷市の「越ヶ谷秋まつり」(10月8、9日)、「宿場まつり」(11月13日)、草加市の「草加宿場まつり」(10月2日)、「草加ふささら祭り」(11月3日)など。スタンプを置いて、台紙を配布するのは、越谷商工会議所、「越谷市物産展示場」(越谷駅高架下)や、「草加宿神明庵」、春日部市の「ぶらっとかすかべ」、「アクシス春日部」、「郷土資料館」など。

 スタンプ4つで、越谷市の「こしがやブランド」認定品(『こめ油』、『太郎兵衛もち』」詰め合わせや、草加市の「草加せんべい」、春日部市の図録「春日部の歴史」、「粕壁宿ストラップ」「ポストカード」セットなど、6宿の名産品が当たる抽選券がもらえる。

越谷市の田中祐行・観光課長は「宿場まつりなど、市外からの来場客を増やすチャンス。住民の交流も盛んにして地域を活性化させたい」と期待している。
<問い合わせ>越谷市観光課TEL967・1325、草加市文化観光課TEL922・2968、春日部市商工観光課TEL048・736・1129、杉戸町商工観光課TEL0480・33・1111。
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