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幼稚園にデジタル教材・文教大生が「特別授業」

2016.8.1(越谷市)
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 越谷市の文教大学教育学部心理教育課程の学生たちが7月15日、同市大竹の「

大袋幼稚園」で、タブレット端末(iPad )を使って「幼児教育におけるデジタル教材の可能性」と題した特別授業を行った。

現在、全国の大学で実施している” アクティブ・ラーニング”(主体的・協働的・創造的な学び)の方法を取り入れた試みで、大袋幼稚園の協力で実現した。

 特別授業を行ったのは、今田晃一教授(57)が指導する同課程の学生35人。同幼稚園は、同大の協力で2010年からiPadの タブレット端末を導入し、「お絵描き」や「写真・動画撮影」のアプリ(ソフトウエア)を活用し、簡単な編集なども行ってきた。

 学生たちが作成した「デジタル教材」は、紙の絵本を充実させるためのもの。映像や音、クイズを取り入れ、園児の関心を高める点に留意している。

この日は、学生3、4人が10班に分かれ、園児5、6人を担当して授業を進めた。 この模様を別の学生たちが、iPad で動画撮影。「振り返りムービー」として即時編集して、みんなで視聴した。園児たちは、自分たちの活動が映る動画を食い入るように見つめていた。

 同園の竹村厚子園長は(59)は「特別授業は今年で2回目。今年は、クラスで1台のiPad を使って何ができるかというヒントをいただきました」と話す。

 同大4年の手塚結美華さん(21)は「最初に園児たちと学生で集合写真を撮り、それを園児たちが協力して素敵な1枚にしてくれました。園児同士で学び合いができることに感動しました」と話していた。

 今田教授は「アクティブ・ラーニングは、12年から重要性が指摘されてきました。幼稚園のおかげで学生の学びが着実に深まりつつあります」と話していた。
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