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市民と薬剤師で考えよう・「ドーピング」の話も

2016.6.20(越谷市)
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一般社団法人「越谷市薬剤師会」と同市主催の「第10回市民と薬剤師で共に考えよう!」が12日、同市中央市民会館・劇場で開かれ、約200人が参加した。

東京理科大学薬学部の上村直樹教授(61)は「これで安心!薬の飲み方・飲ませ方」と題し、市販薬と医療用薬の違い、飲み薬や外用薬・点眼薬の正しい使い方、薬と食品の飲み合わせの注意点を分かりやすく説明し、「“かかりつけ薬局”をもちましょう」と呼びかけた。

4年後の東京五輪を見据えた特別講演で、市内の薬剤師、齋藤和也さん(52)が、話題のドーピングに関して話した。財団法人「日本アンチ・ドーピング機構」認定の“スポーツファーマシスト”の齋藤さんは、「ドーピング検査を拒んだだけでも違反」と述べ、「最近は10年前にさかのぼった検査も可能で、ロンドン五輪のメダリストが失格になり、風邪薬がドーピング違反とされ2年間の出場停止になったテニス選手もいる」と話した。

齋藤さんは「ドーピングのことで分からないことは、『日本体育協会』『日本薬剤師会』でネット検索したり、スポーツファーマシストが在籍する薬局で相談を」と強調した。

一方、元ハンドボール日本代表の東俊介さん(40)は、手に石けんを塗る「ハンドソープボール」や、芋虫の着ぐるみを着て行う「イモムシラグビー」、表情筋を駆使する「スカッチュ」など、老若男女、健常者も障害者も共に楽しめるスポーツを推奨する“世界ゆるスポーツ協会”の活動を紹介し、「超高齢化社会にむけた課題選択型スポーツでコミュニケーションを」と呼びかけた。

同市立栄進中学校のハンドボール部部長の菅明日香さん(14)(3年)は「薬物はスポーツにも影響がでることが分かった。チームに迷惑がかかることもあるので、分からなければ薬剤師に相談したい」と話していた。
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