越谷市国際交流協会(吉田豊治会長)は5日、「越谷国際フェスティバル2016」を、同市役所横の葛西用水ウッドデッキで開いた。3回目の今年のテーマは「手をつなごう世界の輪」。国際交流活動に関心のある市内の高校生や大学生や外国人市民も参加した。
イベントは外国料理や雑貨の販売や外国の文化紹介(国の紹介、試食など)、ステージではタヒチアンダンスやフラメンコ、ロシアの踊りなどが披露された。県立大学による「中国文化の紹介と中国語のミニレッスン」、文教大学の「ドイツ、韓国、中国、フィリピンの国の紹介」や武蔵野星城高校による「ハワイの民芸品の販売と国際交流活動の紹介」などもあった。
イベント実行委員は一般のほか、高校生と大学生のボランティアが活動。屋台・飲食スペースの管理や机・いすなどの整理、ステージの管理など総勢50人の学生ボランティアスタッフは忙しく走り回っていた。
市内の会社員男性(45)は「普段あまり見ない、ペルーやスーダンなどの世界の料理が食べられ、とても楽しかった。市内に多くの外国人が住んでいることが分かり、充実したイベントでした」と笑顔で話していた。
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