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小林さん県議長賞・写真「赤の空間」で

2016.6.20(越谷市)
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越谷市登戸町の無職、小林伸一さん(68)は、写真「赤の空間」で県議会賞を受賞した。昨年も「月光」で県美術家協会賞を受賞しており、2年連続受賞の快挙だ。

「赤の空間」は、栃木県宇都宮市の大谷石採石場跡地で、赤と黄色にライトアップされた巨大な壁と、それに向き合う人影―という幻想的な空間を表現した。「シャッタースピードを遅くしたので、人影がぶれて、幻想的に仕上がった」と小林さん。

定年退職後の2009年、市内の老人福祉センター・くすのき荘の写真同好会「ピントクラブ」に入会し、(株)ニコンイメージングジャパンの「ニコンカレッジ」で写真技術とカメラの構造を学んだ。

11年に市内の写真家、坂巻高次さんに師事。以来、坂巻さんの「目標を持ち、個性を生かし、感性を磨いて見るものに感動を与えるような作品作りを心がける」との言葉を胸に撮り続けている。

「目前にあるものの奥を見て撮る」という。角度やシャッターの長さを変え、渾身の一枚を仕上げる。県展では、12年に「光の海」で「日本経済新聞社賞」を受賞。特選受賞は3回目だ。  4年前、妻の正江さん(66)も写真を始めた。「今までは旅行の合間の撮影でしたが、今は撮影旅行になりました」と笑う。今回、正江さんも黒鳥が子どもに寄り添う写真「こうするのよ」で県展入選を果たした。「型にはまらない女性の表現は、刺激になります」という。
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