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山本さん、長尾さんが連覇・世界マスターズベンチプレス

2016.5.16(越谷市)
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 デンマーク・ロドビー市で4月18日から24日に行われた「2016世界マスターズ ベンチプレス選手権大会」(国際パワーリフティング連盟主催)で、越谷市の公益財団法人「越谷市シルバー人材センター」理事長の山本茂樹さん(72)が「マスターズ4(70歳代)66`級」で優勝し、同市内の主婦、長尾優子さん(65)も「マスターズ3(60歳代)57`級」で優勝した。2人とも昨年に続く連覇の快挙。2人は、同市民プールのトレーニングルームで練習している仲間で、共に「世界新記録」を狙ったが、記録更新には至らなかった。2年連続の金メダルを喜びながら、「次回は新記録を狙う」と早くも2人は次を見据えている。

今年で16回目の同世界選手権には25か国の約600人が参加した。昨年10月の全日本選手権で山本さんは2位入賞、長尾さんは優勝して共に40人の日本代表選手に選ばれた。
 山本さんは5回目の世界選手権出場。2011年に銀メダル、12年には銅メダルを獲得し、昨年から70歳代にクラスを変更しての挑戦。昨年は128`を挙げて世界新記録を作った。今回はその記録更新を狙ったが、結果は117・5`だった。
「頚椎を痛め、リハビリを経ての挑戦だった。記録には満足していないが、2年連続優勝はうれしい。70歳を過ぎて体力は落ちたが、週3日、市民プールでトレーニングしたので記録を出せた」と山本さん。
 山本さんは元会社役員。退職後、市民プールのトレーニングルームで、「ベンチプレス」に出会い、以来、筋トレに励んできた。08年の県大会で102・5`を挙げ、見事優勝し、世界大会に出場するようになった。「142・5`を挙げるのが目標。世界のライバルたちが頑張っているので来年もぜひ出場したい」と張り切る。
 長尾さんも市民プールで競技に出会い、13年9月から、山本さんの指導で始めた。昨年の世界大会では、空港で右手の薬指を骨折するアクシデントがあったが、60`を挙げ、初優勝した。今回は世界新記録の85`にチャレンジしたが失敗し、75`で連覇を果たした。
 長尾さんは「85`は市民プールの練習で難なくこなしていた。結果が出せなくて悔しかったけど、2年連続の金メダルはうれしい」と笑顔。こちらも「世界新記録を出すのが目標です」。
 2人は早くも来年の世界選手権に向けて準備を始めている。
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