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年1回の「観音祭礼」・林泉寺で「写経」も

2016. 4.25(越谷市)
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越谷市増林の「林泉寺」で17日、観音祭礼が開かれ、県指定有形文化財の“木造伝正観音菩薩”をはじめ、子安観世音菩薩と六観音が御開帳された。年に一度の開帳とあって、多くの市民が訪れた。 1981年3月、県指定有形文化財に指定された正観音菩薩は、寄木造りで、空洞の胎内背面には、「1304年に新福寺の本尊とともに造立された」との墨書銘がある。
開帳に訪れた近くの浅井次郎さん(69)は「初めて拝見したが地元の菩薩様を間近で見られてよかった」と笑顔で話していた。
本堂では写経や写仏が行われ、約50人が参加した。木村惠隆住職(57)は般若心経の読経後、「一筆一筆心をこめて筆を動かしてください」と話し、参加者は真剣な面持ちで一心に取り組んでいた。
写経は262字で、写仏は正観音菩薩や阿弥陀如来菩薩を描くもので、最後に願いを書いて奉納した。
写経・写仏は、経文を唱えることと同じで、書くことでひとつの“行”になるという。木村住職は「仏心を念ずる人の心に仏の心が宿る。観音様と心を一つにして、一人でできることも一緒にさせていただくという気持ちで歩んでいくこと」と話していた。 
観音祭礼は毎年4月18日前後の日曜日に行われる。写経・写仏は無料で誰でも参加できる。
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