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ちりめん細工200点を展示・坂巻さん11日からサンシティ

2016.3.7(越谷市)
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 越谷市宮前で縮緬細工教室「ホビートコさかまき」を主宰する、坂巻千代子さん(72)が11日から13日まで、越谷サンシティ・ポルティコホールで「四季を彩る和布作品展〜しつらい〜」を開催する。市内や近隣から同教室へ通う40歳代から70歳代の主婦約50人が作った雅でカラフルな「縮緬細工」約200点を展示する。

 坂巻さんは元々、革工芸の作家だったが、縮緬の感触に魅せられて、13年前から同教室を開いた。以前から子どもの成長を願って縮緬細工の「吊るしびな」を手作りしていたこともあり、「吊るし飾り」をメインに作ることにした。

 作品作りは、絵を描いてから型紙通りに生地を切り、仕上げるが、生地の着物の柄や色合いをどう組み合わせるかが難しいという。坂巻さんは「材料に使う縮緬は、明治、大正期から昭和初期にかけて織られた古い生地が最適。着物に描かれた花などの図柄が良いのと、昔の生地は中間色が多く、趣があります」という。
 ただ、古い生地の確保は難しく、骨董店に手配したり、骨董市に足を運び、旧家解体などの際に出される着物や風呂敷などを探すという。苦労して購入した着物もしみや傷が多く、作品に使える部分はわずか。生地はいったん洗濯して乾燥させるが、坂巻さんは「絹だけにかすかに蚕さんの匂いがします」と坂巻さん。  今回、展示されるのは、えとの「サル」や「十二支」、トンボやキノコ、おひな様などをはじめ、犬の張り子、やっこ凧、でんでん太鼓など昔懐かしいものもいっぱい。それぞれ「吊るし飾り」にして展示する。それぞれ、生徒たちが1年から2年かけて作った力作ばかり。

 坂巻さんは「古布に魅せられて、古いものほど手触りや色、風合いの良さなどがあり、これらを材料に作ると愛らしさ、優しさを感じます。カラフルな和の伝統美を多くの人に楽しんでもらえれば」と話している。
 同展の開催時間は午前10時から午後5時半まで(最終日は午後4時半まで)。入場無料。
 <問い合わせ>坂巻さんTEL964・3086。
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