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トンボとシャボン玉接写・越谷市展「本社賞」の吉田さん朗読

2016.2.22(越谷市)
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 「第16回越谷市美術展覧会」(越谷市美術展覧会実行委員会、越谷市、同市教育委員会主催、東武よみうり新聞社協賛)の表彰式が13日、越谷コミュニティセンターで行われ、写真作品「ボクのシャボン玉」で「東武よみうり新聞社賞」を受賞した吉田弘さん(72)(同市宮本町)らに表彰状と副賞が贈られた。

 吉田さんの受賞作は3年前の夏、さいたま市の「見沼公園」で、池の水草に大きなオニヤンマがたたずみ、その横にシャボン玉が飛んできた瞬間をとらえた珍しい写真。クローズアップした写真ではトンボとシャボン玉の対比が印象的だ。

 「朝7時半頃、池の近くで幼児がシャボン玉を吹いていて、たまたま、トンボの近くにシャボン玉が止まった。なかなか見られない光景で急いでシャッターを切った」と吉田さん。入賞は5回目で、これまで教育長賞、文化連盟会長賞などを受賞している。

 主に虫や草花を撮影しているが、接写レンズはピント合わせが難しい上、「花は動かないけれど、虫の動きは分からず、シャッターチャンスを逃すことも」という。
 元・製鉄関連会社員で、公共施設や橋などの設計をしていた50歳の頃、「社内報」の写真を頼まれたのが、カメラを手にしたきっかけ。定年まで、社内報のため都内の公園で花などを撮影してきた。退職後、写真クラブ「越谷紫水会」に入会し、写真家の坂巻高次さん(84)(同市東越谷)の指導を受けた。  息子たちは独立し、妻、成子さん(71)と二人暮らし。「お互い、趣味に没頭していて、あまり干渉しない」と笑う吉田さんは「最近、ようやく自分の写真が撮れるようになった。元気なうちに風景にも挑戦し、県展にも出品したい」」と意欲を見せている。
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