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旧日光街道に「交流カフェ」・開設に向け来月催し開催

2016.2.16(越谷市)
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 旧日光街道沿いの活性化のため、越谷市の越谷駅東口の商店主らが、空き店舗を利用した交流スペース「コミュンティカフェ」を計画している。旧街道を訪れる人たちが気軽に立ち寄れ、休憩がてら飲食できて、小規模イベントや講座などを楽しめる場所にしようというもの。今秋の開設に向け、3月19日、同街道沿いに残る蔵を会場に、フリーマーケットや、子ども向けワークショップ(工作)、模擬店などが出店する「やおきさんのマルシェ」と名づけたイベントを催す。商店主らでつくる実行委員会は「地域の交流を促すイベントで、”カフェ”づくりの機運を盛り上げたい」と話している。

 越谷駅東口の旧日光街道では、4年前から地元の商店会らが、「雛めぐり」や「甲冑めぐり」「宿場まつり」などのイベントを開催している。しかし、「イベントを開催していても、地元の経済が潤わない」といった声も多い。大きな要因は「訪れる人たちが気軽に飲食できて、交流できるスペースがないため」とみた、金物店経営の井橋潤さん(51)らは、「コミュニティカフェ」を計画した。

 構想では、戦前まで旧街道沿いで鮮魚店「八百喜(やおき)」を経営していた白鳥^一さん(77)方の古い蔵と並んで残る空き店舗(約165平方b)を改修して、開設する。  国の「地域交流ハード事業」の補助金を得る計画。店内には、コーヒーなどの飲み物と軽食が食べられる「カフェスペース」に小規模の講座などが開催できる「コミュニティスペース」や地域のイベント情報などを発信する「インフォメーションスペース」、「手作りパンの販売スペース」などを配置。今年秋ごろのオープンを目指す。  「コミュニティカフェ」開設を盛り上げるイベントとして、3月19日午前10時から午後2時まで、白鳥さん方の蔵を会場に、「やおきさんのマルシェ」を催す。「フリーマーケット」がメインで、現在、出店者とボランティアスタッフを募集中だ。また、手作りパンや越谷産の野菜や和菓子などの販売のほか、子どもたちの工作の「ワークショップ」もある。

 白鳥さんは「「蔵は大正時代初めのもの。関東大震災や東日本大震災にも耐えた。多くの方に蔵を知ってもらい、活用してほしい」と話している。  井橋さんは「ちょっと新しいこと、おしゃれなことを取り入れながら地域の交流を生み出すきっかけにしたい」と言い、「これまで、旧街道でイベントを開いても、お茶を飲みながら休憩できるスペースがなく、ハードの整備が課題だった。カフェを旧日光街道の拠点にして、多くの方に利用してもらいたい」と夢を膨らませている。  <問い合わせ>やおきさんのマルシェ実行委員会TEL048・962・3921。
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