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梶田さんが「名誉市民」に・市が称号贈る

2016.2.16(越谷市)
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 越谷市は4日、サンシティ・大ホールで、ノーベル物理学賞を受賞した、東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さん(56)に「名誉市民」の称号を贈った。会場には1600人の市民が集まった。梶田さんは記念講演で、小中高校生らに物理やニュートリノの魅力について語った。  高橋努市長は「市民の皆様とお祝いできることがうれしい。ノーベル賞は市民のみならず、県民、日本国民の誇りです」と式辞を述べた。  妻、美智子さんとともに登壇した梶田さんは「越谷には1985年から約10年間、2000年3月以降から再びお世話になっています。今後も何らかの形で協力できたら」とあいさつした。

 「ニュートリノのなぞに挑む」と題した講演で梶田さんは、弓道に熱中した学生時代を振り返り、「高校や大学では弓ばかり引いていたが、物理の授業から物理の魅力にひかれていった」とし、「科学研究を目指してくれる人がいれば、すごくうれしい」と笑顔で話した。  同日は市内の小中高校生約1150人が出席し、講演後、児童生徒の代表6人が「研究で一番大変だったことは」「原子や陽子、ニュートリノの違いは何ですか」「研究で行き詰ったとき、どのように気持ちをコントロールしましたか」などと質問。梶田さんは質問ににこやかに応じていた。  質問した県立越ヶ谷高校3年の新実柚里香さん(18)は「将来は自然環境の分野に進みたい。今回聴いた講演を将来に生かせたら」と話していた。
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