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ダンスを体験し学ぶ・越谷西特別支援学校で

2016.2.8(越谷市)
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 県立越谷西特別支援学校(伊藤えつ子校長、生徒224人)は1月21日、高等部の生徒123人を対象に、「近藤良平氏と県内障害者によるダンスワークショップ」(協力・埼玉県福祉部障害者福祉推進課)を開催した。知的障害を持つ生徒らが、体を動かすことや表情で気持ちを伝える、豊かな表現力を学ぶことが目的。県が進める障害者アートフェスティバルの一環で、同校初の試み。

 講師は、”学ラン”姿で踊るダンス集団「コンドルズ」の主宰である近藤良平さん(47)、コンドルズのメンバー山本光二郎さん(51)の2人と、近藤さんが指導する車いすダンスパフォーマンスチーム「ハンドルズ」の小倉正裕さん(30)ら3人。  ワークショップは、ジャンプや体をくねくねと動かすウォーミングアップから始まり、2人1組となって体を伸ばし合うなどした。小倉さんが、車いすを使った得意のタップダンスを披露すると、大きな拍手が沸いて、「アンコール」の掛け声が上がっていた。  「すし」「もち」などといった声がかかると、生徒たちは一斉に1人または複数人数で、すしやもちを体で表現した。また、大勢で恐竜の姿を表現したり、音楽に合わせてダンスを楽しんでいた。

 「普段の授業とは違い、皆と一緒に踊ったり、色々な動きをして面白かった。またやりたい」と高等部3年生の岡本大輝君(17)。近藤さんは「人と触れ合う事が最大のコミュニケーションであり、表現の基本ともなる。集中力も身に付くので、競争という概念では無く、楽しむ事の動機付けを」と話す。伊藤校長は「知的障害の子どもたちは集中力がないと思われがちだが、集中し、良く動きについていった事は新たな発見であり、とてもうれしい」と喜んでいた。  近藤さんは、世界30か国以上で公演しており、「からだであそぼ(NHK教育テレビ)」「てっぱん(NHK連続テレビ小説オープニングダンス)」「ヤッターマン(映画)」の振り付けを担当する一方、桜美林大学などの非常勤講師も務めている。
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