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越谷市商工会が「会議所」に・来年4月1日に移行へ

2015.12.7(越谷市)
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 「商工会」組織としては、日本一の規模を誇る、「越谷市商工会」(井橋吉一会長)が来年4月1日から、商工会議所へ移行することになった。人口が33万人を超え県下5番目で今年中核市に移行した同市の経済界にとって、会議所移行は長年の悲願。隣接の春日部、草加市に遅れること約20年。越谷が移行すると県内の商工会議所は16となる。来年1月21日に「越谷商工会議所」創立総会を開催。3月末に商工会を解散し、4月1日から会議所がスタートする。

 越谷市商工会は1960年に発足。市内商工業者の経済団体として、現在5374人(10月1日現在)の全国一の会員数を誇る。発足以来、50年以上が経過し、会議所移行は長年、検討課題だった。隣接する草加が1992年、春日部が1997年に既に会議所に移行している。
 会議所の設立要件として、地区内の6か月以上事業を営む常時従業員20人(商業・サービス業は5人)以上、または資本金300万円以上の商工業者である「特定商工業者」の過半数の同意と、加入率80%以上が条件となる。


 会議所への移行で、「中小企業相談所」を設置し、経営指導員が専任で会員企業をバックアップできる。また、日本商工会議所の検定事業(珠算・簿記・ビジネス英語・パソコンなど)を実施し、「原産地証明書」も発行でき、工業製品や商品などを国際化にスピーディーに対応可能になり、経済団体としての信用力がアップする。

 越谷市商工会は、2013年から「商工会議所調査検討委員会」で準備をスタートして14年6月には、「移行推進委員会」を設置し、市内で新たに会員になってくれるところなどを訪ねて来た。今年6月には「設立準備委員会」を設置し、発起人40人を選出。9月に井橋会長が発起人会総代となり、設立に向けた準備を進めている。
 井橋会長は「越谷市は中核市になり、経済団体のパワーアップが課題だった。商工会議所に移行し、会員さんへの経営指導力を向上して、会員企業の継続的発展と地域の発展に貢献したい」と話している。
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