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「自分で自分を守る学習を」・平方中で斉田さんが話す

2015.12.7(越谷市)
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 越谷市立平方中学校(大西久雄校長、生徒404人)は11月18日、NHK気象キャスターの斉田季実治さん(40)を講師に招いて、安全防災教育講演会を行った。同中と「小中一貫研究」を実施している桜井小学校6年生85人、平方小学校6年生73人も参加した。

 平方中は今年度、生徒一人ひとりが自らの命を災害から守るためのシミュレーション行動を記載する「見守る帳」を作成し、安全・防災意識を高める教育に力を入れており、今回の講演会もその一環。

 竜巻を想定した避難行動シミュレーションでは、「竜巻が窓の外に迫っている!」という斉田さんの声に、壇上の生徒らは一斉に、机を窓に向けて盾にし、身をかがめた。全員が同じ行動をとったことに対し、斉田さんは「テーブルがない場合もある。どういう状況かを判断し、何ができるのかという方法をいくつか持っていたほうがいい」と話し、「状況に応じて最善を尽くす“知識”と“意識”が必要」と述べた。

 講演「いのちを守る気象情報」で斉田さんは、竜巻、豪雨、台風などの災害に触れ、「普段から災害要員に目を向けて、地域に潜むリスクを知っておく必要がある」と防災意識の必要性を強調した。

 同市は2年前に竜巻、今年9月には大雨冠水で大きな被害を受けた。大西校長は「異常気象が続いている今、いつ何時に何があるかわからない。この機会を通じて自分の力で自分を守れるように学習してほしい」と話す。倉橋直人君(14)(3年)は「どんな状況でも焦らず落ち着くことが大事だと思った。最新の情報を得ながらその時に応じた身の守り方を考えていく」と表情を引き締めていた。
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