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「越谷の面白い歴史」刊行・越谷市郷土研究会50周年記念

2015.11.23(越谷市)
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 NPO法人「越谷市郷土研究会」(宮川進会長)は、創立50周年を記念して、オールカラーの小冊子「ちょっと意外で、ちょっと楽しい ホームタウン・越谷の歴史」(A4判、8n)を刊行した。
 越谷市民は、他地域から引っ越してきた人が多く、越谷の歴史については、知らない人が多い。このため、同研究会は「身近な郷土の歴史をしってほしい」とベッドタウンの「ちょっと面白い歴史」を集めたという。同研究会は「市民団体が市民向けの郷土歴史資料を刊行した例はないのでは」と話している。
 「まず目を通してもらう」ために、@興味を持ってもらえる面白いものA越谷の歴史の概略が分かるB文章は短く写真や絵図などビジュアル中心―との編集方針で、会員6人が得意分野を執筆した。
 1面では昨年、専門家の鑑定により平安時代前期(9〜10世紀)のものとされた野島浄山寺の「地蔵尊」の写真と説明を付け、古墳時代の「見田方遺跡」も紹介。3面には江戸時代に将軍が鷹狩りなどの際に休息や宿泊をした「越ヶ谷御殿」について記述している。。現在も元荒川近くに「御殿町」の地名が残る。
 また、市内には「河畔砂丘」があり、元荒川を境に東(左岸)が「下総国」、西(右岸)が「武蔵国」で「国境」のまちだったと解説している。江戸時代の「日光街道・越ヶ谷宿」や日本一の「力持ち」の三ノ宮卯之助の紹介など、絵や図、写真を使って分かりやすく説明している。
 宮川会長(70)は「都内の高級果物店・千疋屋の発祥は越谷だったことなど、市民にあまり知られていない歴史はいくつかあり、楽しい話題として知ってもらおうと編集しました。好評であれば、続編も刊行していきたい」と話していた。
 3000部作成。制作費は20万円で費用の8割を越谷市の「しらこばと基金」の助成を受けた。市民活動支援センターや「ほっと越谷」、大間野町の「旧中村家住宅」、レイクタウン内の「旧中村家住宅」で配布しているほか、市立図書館にもある。また、28日、29日に開催する「こしがや産業フェスタ」会場でも配布する。
 <問い合わせ>越谷市郷土研究会事務所TEL962・2651。

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