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外国人に「里神楽」紹介・公演に向け、県立大生が準備

2015.10.26(越谷市)
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 越谷市の埼玉県立大学の学生11人が、日本語教師になるため、「日本語国際センター」(さいたま市)で学んでいる外国人研修生に、県内に伝わる「江戸里神楽」を紹介することになり、準備に追われている。30日の「江戸里神楽デモンストレーション」公演(同センター)に参加して、日本の伝統文化を海外の人に伝える。
 県立大生たちは昨年、県内の大学生と共に「江戸里神楽公演学生実行委員会」を結成し、さいたま市芸術劇場で公演したところ、好評で、今回同センターから「紹介して欲しい」と声がかかった。県内各地の祭礼で、奉納されている里神楽を写真や「ワークショップ」を通して紹介し、「神楽面」も展示する。
 同大が学生スタッフを募ったところ、11人が集まり、7月から準備に入り、今回のデモンストレーションに参加する、川越市の「相模流里神楽・梅鉢会」を訪れ、「神楽とは何か」を勉強し、資料作りから始めた。
 30日は、学生たちは舞台準備から入場者の案内、公演の司会・進行、展示コーナーでの説明、パソコンの「パワーポイント」ソフトを使った「神楽」の説明などを担当する。
 学生実行委員会代表の深澤拓斗さん(23)(健康行動科学専攻4年)は「日本語を学ぶ外国人に日本語で説明するので、難しい言葉は使えず、自分自身の勉強にもなった」と話している。
 昨年も学生実行委員会に参加し、宮城県石巻市へ被災地支援の「神楽交流」にも行った芦田彩希さん(23)(同)は「昨年、参加して神楽の魅力に取りつかれている。今回は外国人の方に神楽を少しでも理解してもらえるよう、丁寧に神楽を解説していきたい」と言い、 加藤千尋さん(19)(社会福祉学科1年)は「神楽と能の違いが分かった。自分も日本の文化について勉強できて、良かった」と話している。
 公演後は、参加者全員から感想文を提出してもらい、「報告書」を作成する。

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