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墜落した戦闘機部品の展示も・27日から「平和フォーラム」

2015.10.26(越谷市)
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 「こしがや平和フォーラム2015」が27日から11月1日まで、越谷サンシティで開かれる。市制施行50周年の際に「越谷市平和都市宣言」を行った同市が、毎年開催しているもの。
 パネル展示を中心とした平和展は「ポルティコホール」で開かれ、今回は越谷市と地理的に近い東京大空襲がテーマ。空襲で被害を受けた東京の写真や絵を中心に、広島・長崎の原爆被害や戦時中の実物資料などの展示を行う。広島平和記念式典参加者感想文の展示や映像コーナーもある。
 「越谷の戦史」コーナーでは、市内で発掘された戦闘機の部品が展示される。太平洋戦争末期の1945年4月7日、市内の大吉地区に米軍機と交戦中の戦闘機が墜落し、若いパイロットが戦死した。墜落から27年後、遺族が当時の越谷市長あてに遺骨発掘の「嘆願書」を出し、同市と自衛隊の協力で発掘作業を行い、パイロットの平馬康雄さん(当時22歳、福井市出身)の遺骨と戦闘機を発掘された。機体の一部は航空自衛隊熊谷基地で保管されていたことが、市の調査で分かり今回展示する。燃料タンクやオイルクーラー、発電機などの部品も展示される。このほか、市内荻島地区につくられた「越谷陸軍飛行場」についての資料も展示される。
 さらに、11月1日午後1時30分から午後4時10分まで、小ホールで、早乙女勝元さん(東京大空襲・戦災資料センター館長、作家)の講演がある。早乙女さんは、1932年3月、東京生まれ。12歳のときに東京大空襲を経験。、「東京空襲を記録する会」の設立に尽力。2002年には、東京都江東区北砂に「東京大空襲・戦災資料センター」をオープンし、館長に就任。“東京大空襲の語り部”として、全国各地で公演し、平和を訴え続けている。
 入場無料、全席自由。満席の場合は、入場を制限することがある。
 <問い合わせ>越谷市総務管理課TEL963・9134。

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