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初の市民ミュージカル劇団誕生・来年9月旗揚げ公演へ

2015.10.12(越谷市)
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 越谷市に本格的な初めての市民ミュージカ劇団が誕生した。名付けて「劇団コシガヤン」。小学3年生から70歳までの18人で構成しており、来年9月の旗揚げ公演に向けて、4日から、本格練習を始めている。披露するのは、越谷市出身の江戸時代の日本一の力持ち「三ノ宮卯之助」をモチーフにしたオリジナル劇。11月1日の「日光街道越ヶ谷宿第3回宿場まつり」会場でひと足早く、「プレ公演」が行われる予定で、団員らは「地元ゆかりのミュージカルを多くの人たちに楽しんでもらいたい」と張り切っている。

 昨年11月、越谷青年会議所が企画主催した市民ミュージカル「「埼郷戦士コシガヤン」に出演した市民有志らが、「せっかく集まったのだから劇団をつくろう」と集まり、「劇団コシガヤン」を旗揚げした。
 劇団を指導するのは、昨年のミュージカルで脚本、演出を担当した市内在住の音楽家・熊谷英雄さん(55)。劇団名は昨年の演目にちなんで「コシガヤン」とした。昨年出演した元劇団員で学校司書の祓川たえさん(54)が、昨年の舞台の興奮が忘れられず、劇団発足に奔走した。
 祓川さんは「地域に根ざした縦のつながりのある人の集まりは、これまでなかった。小学生から70歳代の方まで幅広く参加してもらっているので、ミュージカルを通して交流できるのが楽しい。演劇で越谷を盛り上げていきたい」と話す。今月から越谷駅西口の「大野楽器越谷店」のスタジオで毎週日曜日に、脚本を使った本格的な稽古が始まっている。
 公演で披露するのは「ようこそ現代へ〜江戸時代のスーパーヒーロー三ノ宮卯之助〜」。卯之助 の弟の「大成」が現代に迷い込み、越谷で“力石”を持ち上げたり、地元のアイドル「いちごシスターズ」と交流するといったオリジナル劇。
 「大成」を演じる、加藤凛さん(11)(越谷市立西方小学校5年)は「昨年初めて参加して楽しかったので入団した。力石をいかにも重そうに持ち上げるのが難しい。男役なので、男になりきれるように演技を勉強します」と笑顔で話す。また、長沼しずくさん(12)(越谷市立栄進中学校1年)は「アイドルグループのリーダー役をやっている。皆をまとめて、引っ張れるように演技するのが難しい。将来はミュージカル女優になりたい」とか。
 女子アナウンサー役の会社員、宮崎葵さん(25)は「演劇をするのは中学生以来10年ぶり。せりふが多くて覚えるのが大変ですが、多くの人に舞台を見てもらいたい」と目を輝かせている。
 指導する熊谷さんは「団員の方の熱意がすごいので楽しい。楽しい劇になるよう工夫していきます」と話していた。


 劇団コシガヤンでは、来年の旗揚げ公演に向けてキャストとスタッフを募集する。入団資格は演劇に興味のある小学3年生から概ね70歳まで。レッスンは原則毎週日曜日午前中に「大野楽器越谷店」で行う。公演が近づくと集中レッスンも行う予定。入団費は1万円だが、現在無料キャンペーン中。団費は月5000円。3人の専門家の指導が受けられる。無料体験レッスンも受け付けている。
 <問い合わせ>劇団コシガヤン事務局TEL090・6013・6722。

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