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36人が技能を競う・吉川署で鑑識競技会

2015.7.14(三郷市)
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 吉川警察署で10日、鑑識技能向上を目的とした「鑑識競技会」が行われ、18組36人の署員が参加した。市内で窃盗(空き巣)事件が発生したとの想定の下、証拠品から血痕と唾液(DNA)、指紋、足跡を採取し資料書類を作成し、その技能を競うものだ。
 同署の今年5月までの刑法犯発生数は1200件(前年比29件減)で、検挙数は281件(前年比29件増)。近藤佑一署長は「日ごろの犯罪抑止活動、地道な捜査活動で一定の成果を得ている」としながらも、4月末までの人口一千人あたりの刑法犯発生率は県下ワースト3位であることから「警察官は市民に安心安全を与えることが使命である。現場の鑑識資料から被疑者を検挙し、それ以降の犯罪の抑止を」と鑑識活動の重要性を促した。
 今回は、より若手の意識を高めるために総合表彰とは別に、勤続5年未満を対象とした「優秀賞」を設け、飯山雄介巡査(23)と河井夏樹巡査(23)ペアが受賞した。飯山巡査は「どんな現場でも必ず証拠は残る。地域勤務の経験を活かし、指紋をいかにつぶさずきれいに採るかに重点を置いた」、河井巡査は「足跡をシート全体にのるように気をつけて採取した。現場に行くことが多いので日頃学んだことが活きた」と喜んだ。
 県警の廣木利信鑑識課長は「鑑識活動で犯人がわれるとき働きがいを感じる。仮に失敗したとしてもカバーできる。犯人を捕まえるための第一歩として積極的に活動して欲しい」と激励していた。

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