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調理実習で「食育」を学ぶ・高校生が児童に手ほどき

2015.6.16(越谷市)
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 越谷市立北越谷小学校(針谷重輝校長、児童357人)で1日、市内の県立越谷総合技術高校と連携した「食育学習会」が家庭科の授業の一環として行われ、6年生児童2クラス75人が同高食物調理科の生徒10人から指導を受け献立を学び、調理実習で「栄養バランスのとれた弁当」を一緒に作った。
 同小では昨年6月、今の6年生児童が5年生のときに、初めて同高生徒から「食育の出前授業」で「5大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル)」などについて学び、バランスのとれた食事について勉強した。今回の授業はこの授業をさらに発展させて、栄養と調理を学ぼうと企画された。
 今回の「食育学習会」は2回に分かれて行われた。まず1回目は5月15日に、高校生の指導を受けながら弁当のメニューを決めた。バランスの良い献立にするのを目的にクラスごとにメニューを決めた。メニューは「ひじきハンバーグ」「ホウレンソウのじゃこ和え」「トマトとベーコンのソテー」「ジャーマンポテト」の4品とごはんなど。
 2回目の6月1日には、同校家庭科室を使って、クラスごとに調理実習が行われた。高校生が児童たちに、材料の洗い方・切り方や味付け、食材の配置などをていねいに指導。包丁やまな板などの用具の使い方も一人ひとりに教えていた。ハンバーグ作りでは、タマネギをみじん切りにして、ひき肉、パン粉に塩こしょうを混ぜ、さらにひじきを入れて、手でこねて焼いた。焼きあがると、おいそうなにおいが立ち込め、児童から笑顔がこぼれた。一通り調理が終わると、用意された弁当箱に入れて仕上げた。
 参加した6年生の尾内祐賢君(11)は「ハンバーグとさつまいものみそきんぴらの作り方がよく分かりました。玉ねぎの切り方やさつまいもの炒め方などを分かりやすく教えてもらいました。きょう学んだことをこれからの生活に生かしていきたい」と話していた。
 同じく、藤原温さん(12)は「高校生の皆さんは、私たちに優しくていねいに教えてくださいました。そのため手際よく調理ができました。栄養を考えたお弁当作りができて良かった」と笑顔で話していた。針谷校長は「今回学んだことを、家庭でのお弁当作りなどに生かしてもらえれば」と目を細めていた。

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